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立春かあ爺の胸にもとき巡る~長年胸につかえてきた事よもやま


人間は、思い込みのかたまりです。現在の非合理に気がつくためには、歴史をふりかえる必要があります。

🐸聖徳太子像。昭和になり、お札に採用されたことで、奈良時代の役人像が、聖徳太子だと深く印象付けされました。いま、世間では、この像のみが聖徳太子として通用しています。

🐸70年万博のときに、エスカレーター片側あけが、国際的マナーであるかのように定着する。安全性、輸送効率、ともに欠陥マナーとして実証されているが、片側あけの習慣はなくならない。

🐸アルチュウは人間のくず、とされ、禁酒法という大失敗もあった。アルコール依存症は病気です。死亡率の高い難病です。生きるためには、専門治療が必要です。病気と理解すれば、断酒の道も見えてきます。

🐸生活保護は恥だ。生きることは恥ではありません。貧困に耐えるばかりの人が多くなれば、社会そのものが疲弊します。生活保護法施行から70年。社会の根幹をなす制度であるのに、いまだ理解を拒む人が多い。

🐸戦後の民主主義で一番大切なのは、地方自治です。地方自治、市町村が政治の基礎で、それに支えられて、都道府県、政府が成り立つ。上意下達で市町村が知事や政府に支配されているのではない。どうも上意下達でないと不安になる人が、強い支配者をのぞむようです。強い政治家が賢い政治家とは限らないです。

🐸四天王寺亀井水は、古代遺産です。


2月になりました。寒中、まだまだウィルスには気をつけて。思い悩むことに事欠きません。でも、空はだんだんあかるくなります。

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