プロ野球選手=飛行機
男の子であれば、プロ野球選手やプロサッカー選手になることを一度は夢みたことがある人が多いと思う。
もちろん、女の子であれば歌手やモデル、女優さんになることを夢みたことだろう。
実際、自分の場合はサッカーを初めてから16年間プロサッカー選手だけを目指して生きてきた。
サッカー選手になること以外、自分の人生は失敗だと本気で思っていた。
選手として通用しないと自覚した時、今までの全てが否定されたような気持ちになった。
自分の価値を見出せなくなった。
これまで、莫大なお金を自分に投資してくれて、期待して応援してくれた両親にとても申し訳ない気持ちになった。
自分のチームメイトがプロになった様子を羨ましそうに話す顔を見ると自分の現状に腹が立って仕方なかった。
これまで応援してくれた家族、監督、仲間、先生背中を押してくれた全ての人への申し訳なさでしばらく立ち直すことが難しかった。
でもある本に教えてもらった。
サッカー選手=飛行機だということを、、、
どうしてサッカー選手になりたかったのか?
自分の中での主な理由は次の5つだ。
好きなことを仕事にできたら幸せだから
家族にとても喜んでもらえるとおもったから
多くの人を笑顔にできるから
自分という人間が多くの人にとって価値のある存在になれると思ったから
自分が幸せになれると思ったから
そのほかにも、女の子にモテそうだから、チヤホヤされそうだからと浅はかな理由も少なからずはある。
でも、職業=サッカー選手でなくても、これらの夢や目標を叶えている人は沢山いると学んだ。
サッカー選手というものは、自分の夢を実現するための1つの手段でしかない。
プロ野球選手=飛行機
旅行に行く時の手段は色々だ。もちろん飛行機もあれば、バスもある。電車だって、車だって、船だって、自転車だって、歩いてだって行ける。
そこに掛かる時間や苦労、費用は異なるものの多くの手段がある。
自分のプロサッカー選手という夢は、ここでいう乗り物の1つでしかないのだ。
職業というのは夢を実現させるための一つの手段であることを忘れてはいけないし、それがダメだからといって全てがダメだということではない
自分の中でとても心に響いた。
何度だってやり直しても立ち上がって別の手段で挑戦し続ければいいと背中を押された。
これからは、飛行機以外の乗り物に乗って自分も何度でも挑戦していきたい。
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