20年経ってわかる本物の重み
夢で目が覚めました。
20年?近く前、付き合っていた人が夢に出ました。
その人は百年一緒にいたいと言ってくれたけど、私はまだ結婚とかは早すぎると思って「千年がいいな」などと答えてお茶を濁しました。
夢で私はその時のことを伝え、やり直したいといったけれど「イカの形をしたきぐるみを着るゲームにハマってる後輩が今は好きなんだ」とふられました。
よくわからない夢だったけど深層心理の気がして怖くなりました。
これまで他の大失恋した人を思い出すことがあっても、あまり彼のことは意識してなかった。
だけど、本当に人間ができていて、素晴らしい人だったんじゃないかと20年近く経ってようやく人の真価がわかるようになってきたなと思います。
ほかにも、楽しい思い出をくれた人、でも怒りやすい、とか。
大好きだった人、でも別れてからすぐに私の友達と結婚、とか。
いたけれど、この彼は人間としてすごかったんじゃないか、と思いました。
若い頃は地味な人の良さには気付きにくい。
他の人に告白され、おしきられて別れてしまっていたけれど、じっくりと長年の関係を大事に作ろうという意志があったら違ってたかもしれないな。
わたしは
まだはやい
と思ったけど、はやいことなんてない。
結婚も早くていいし、他に素敵な人がいてもそこに素敵な人がいるなら大事にし続けたほうがいい。
そんなことを思う夜更け。
今もそう。
私が体調を崩したときにいてくれた人、大恋愛ではないけど人間として尊敬できる人と結婚できた。
子供にも恵まれた。
当たり前は感謝の反対
この幸せに感謝しよう。
ほかを探すのではなく大事にしよう。
この子とはなれることなんて考えられない。今の熱愛はこの子でよいのだ。
仕事もそう。
ここで幸せ、と落ち着いてくればよかった。
いつもなにかに翻弄され
変えてしまった気がする。
新しいものがいいわけじゃないよ
古いものを大事にしていくことも大事だよ。
とはいえ、
新卒で縁あった会社は夢を追いたいとやめ
夢叶えた会社では15年したけど、自分の出来なさを感じ
新たに挑戦した場では挫折し、
泣けるな
フリーランスとなった今はその寄りかかるところのなさに不安を覚え
正社員職を考えたけど通勤や子供の迎えが遅くなることにビビっておち
結局また決めるのが怖くて
「まだはやい」
をくりかえしてる。
カウンセラー、コーチとしての業務委託を応募したけれど1箇所はさんざん証明書とかプロフィール、履歴書などもとめて、最後に落ちた。
なら、資格の証明書とか受かってから確認で見せてもらえばいいのにねというぐらい手間だったから落ち込んだ。
また最終で?と。
もう一つだけ最終に残ってるところがある。
実はここが一番やりたい業務委託。
仕事の価値観に共感してるし、働く方もすぐに結果を伝えてくれて素敵だと思う。
ここは「まだはやい」じゃない。
チャンスの女神は前髪しかない、
しっかり掴みたい。
ライターとしての活動もしっかりしたい。
最近なんだか企画が浮かばなかったり、やる気が出なかったりしてる。
目標本数があって、閲覧数ばかり言われることに疲れてきた。
HSPのわたしは使命に燃えたときに成果を出す。これまでも、「このことは広く社会に伝えたい!」と思ったことが広く伝わった。
今はこの人を伝えたい、や、これがしたいがうかばない。
閲覧数、広告収入、写真回遊率
数字数字数字
もういいよ、という気持ちにされてモチベーションがおちる。
ここからどうするか。
ああ、あの正社員職の仕事、ガッツリ書くことに専念できそうだったなとまたふりかえる。
「まだはやい」が発動しちゃってたな。でも育児もあって続けるのが困難だったかもしれない。今はこれで良しとしよう。
よし、
今したいことは何だ!
仏門に入る(笑)
そんな気分だ。
愛した、書いた、祈った
瀬戸内寂聴さんの墓石に書かれた文字は
愛した、書いた、までは私も同じ。
最後の部分はなんだろう。
今できる場所で、縁あるところで、書いていこう。
一つ一つ伝えたいものを探して。
そして、今一番したいことはなにか
かつての私のように、いや、今の私のように
人生がしんどい人に寄り添いたい
つらいよね、、苦しいよね。
ただ伴走したい、
コーチング、カウンセラーをいかして。
それが今したいのだから
まずは最後の試験をがんばろう。
そのうえで決まれば嬉しいし頑張る。
だめなら、産業カウンセラーかキャリアコンサルタントの資格をとろう。
記事も書きつつだけどね。
よーし、めげてられないぞ。
がんばるぞ。
本当に大事なものが大事とわかる光る薬とかあればいいのになぁ。
古きものを大切に。