学習指導要領を紐解く:中学校
私たち加古川優考塾は公立高校受験合格を目標とした学習塾として学校における教育を念頭に置き、勉強やその他の能力を伸ばす学習環境とサポートを行います。学校は上記に記した学習指導要領に基づいて授業などが行われているので、参考にするとともに、保護者の方にとってもお役に立つ情報を提供したく考えています。
文部科学省では、平成 29 年 3 月 31 日に学校教育法施行規則の一部改正と中学校学習指導要領の改訂を行い、新中学校学習指導要領等は平成 33 年度から全面的に実施することとし、平成 30 年度から一部を移行措置として先行して実施することとしています。
詳しくはこちらのリンクからご覧ください。
上記の政府広報オンラインでは大枠が分かりやすく紹介されていますが、各教科の具体的な内容についてはそれぞれPDFにて200ページを超える大作となっており、把握するのに独力で取り組むのはなかなか骨が折れる作業となります。
このnoteでは中学生学習指導要領について触れます。各教科の指導要領はPDF:A4用紙200ページを超える容量であり、各教科すべてを一気に読むことは難しい為、加古川優考塾が情報の整理をすることで、少しでも保護者さんにとってご負担が減り、安心感を持ってお子さんのサポートとご理解の一助になればとnoteにて重要な点をご紹介していきます。
時代とともに学校教育も変化をしていきますので、私たちが小さい頃の思い出とは違った教育内容、方針になっています。そういった変化についての情報もネットを探せば多く出ておりますので、機会があればご紹介していきます。
加古川優考塾公式サイト
それではここから各教科にあたっていきます。各教科のリンクは下記にあります。このnoteでは中学校学習指導要領にあたります。
基本的な狙い
1 教育基本法,学校教育法などを踏まえ,これまでの我が国の学校教育の実績や蓄積を生かし,子供たちが未来社会を切り拓くための資質・能力を一層確実に育成することを目指すこと。その際,子供たちに求められる資質・能力とは何かを社会と共有し,連携する「社会に開かれた教育課程」を重視すること。
2 知識及び技能の習得と思考力,判断力,表現力等の育成のバランスを重視する平成 20 年改訂の学習指導要領の枠組みや教育内容を維持した上で,知識の理解の質を更に高め,確かな学力を育成すること。
3 先行する特別教科化など道徳教育の充実や体験活動の重視,体育・健康に関する指導の充実により,豊かな心や健やかな体を育成すること。
新しい学習指導要領で育む資質・能力とは?
3つの柱
「知識及び技能」
「思考力、判断力、表現力など」
「学びに向かう力、人間性など」
各学校において教育課程を軸に学校教育の改善・充実の好循環を生み出す「カリキュラム・マネジメント」の実現を目指す
1「何ができるようになるか」(育成を目指す資質・能力)
2「何を学ぶか」
(教科等を学ぶ意義と,教科等間・学校段階間のつながりを踏まえた教育課程の編成)
3「どのように学ぶか」
(各教科等の指導計画の作成と実施,学習・指導の改善・充実)
4「子供一人一人の発達をどのように支援するか」
(子供の発達を踏まえた指導)
5「何が身に付いたか」(学習評価の充実)
6「実施するために何が必要か」
(学習指導要領等の理念を実現するために必要な方策)
「どのように学ぶか」も重視
キーワードは「主体的・対話的で深い学び」の視点
(1)「主体的な学び」の視点
(2)「対話的な学び」の視点
(3)「深い学び」の視点
生徒の発達の支援
1 生徒の発達を支える指導の充実
2 特別な配慮を必要とする生徒への指導
学校運営上の留意事項
1 教育課程の改善と学校評価,教育課程外の活動との連携等
2 家庭や地域社会との連携及び協働と学校間の連携
キーワード
・教科等横断的な視点に立った資質・能力の育成
・学校段階間の接続
・道徳教育
30ページまでの部分を大まかにご紹介しました。より詳しく書いているのは「総則」になりますので、そちらのnoteに譲ります。また、31ページからは各教科の項目となっていますので、このnoteではそれぞれの教科のnoteと学習指導要領リンクを以下に貼ります。
中学校編
中学校:外国語
中学校:数学
中学校:国語
中学校:社会
中学校:理科
中学校:技術・家庭
中学校:保健体育
中学校:音楽
中学校:美術
中学校:総則
中学校:特別活動
中学校:道徳
中学校:総合的な学習
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