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日本からパレスチナまで、およそ9000キロ。飛行機で約16時間の道のりで、一体いくつの国境を跨ぐのでしょうか。

不思議ですが、線が引いてあるだけで、距離を遠く感じたり、そこで起きていることを他人事に感じたり、あるいは、そこに同じ時間、今この時人が暮らしている実感が湧かなかったりしますよね。

でも、大地って繋がってるなぁと感じる瞬間があります。

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先月、日本人の友人が仕事でパレスチナに引っ越しました。

ようやく隔離も終わる頃、通話をしました。
こないだまで日本にいた友人が当たり前のようにパレスチナにいて、近況を話すのを聞いていると、言葉にできないそわそわした感覚が広がってきたのです。

友人を通してパレスチナと繋がっているような感覚

遮るものがない、そんな感じ。

(海外にいる人と通話したり、逆に海外生活中に日本と通話したりして感じるあのそわそわ感です)

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実は今日も、大地の繋がりを感じていました。

今まさに、その友人が現地団体のものづくりの様子を撮影してくれていて、私はメッセンジャーで現地の担当の方と友人とに同時に連絡を取って、

「着いたらしいよ!」
「人影見えたって言ってる!」

と後ろでガヤを担当していました。

もはや今自分が日本にいるのかパレスチナにいるのか、国境ってナニ!?と叫びながらそわそわする、そんな午後なのです。


ひとこと:撮影結果をお楽しみに。

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