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CDジャケットの美学

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CDジャケットの美学#6:go go penguin『V2.0』

CDジャケットの美学#6:go go penguin『V2.0』

大好きなアーティストが出したCDは、漏れなくジャケットデザインも好きになることが多いです。

アーティスト自体が好きだから関係するすべての作品が良く思えてくるんでしょう(美しいもダセーも、すべてが愛おしくなる)。

そもそも美的感覚が自分と似通ったアーティストの作る曲を好きになるのかもしれません。

いずれにせよ好きになれるのなら理由なんてどうでもいいこと。

今回取り上げるCDジャケットも、そん

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CDジャケットの美学#5:KOHH『worst』

CDジャケットの美学#5:KOHH『worst』

今日は前置きなしにいきなりジャケットから(たいして面白くもない前置きなんて要らねえ)。

今年惜しまれつつも引退した、東京王子出身のラッパーKOHHのラストアルバム『worst』です。

なんかこう、いいですよね笑(この世で一番無思考な言葉)。

見た瞬間、ゾクッとしました。

冷たいほど白く塗られた、むき出しの機械たち。

これ以上ないほどに無機質で、冷酷さすら感じるのに、どこか底知れないエネル

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CDジャケットの美学#4:yonige『健全な社会』

CDジャケットの美学#4:yonige『健全な社会』

最近日中時間があれば図書館に行ってる。

家にいるとまず確実に、様々な誘惑に勝てずベッド・インからの動画鑑賞タイムになってしまうので。

大学時代からそうだったけど、大量の本と同じ空間にいるってこと自体が異様なまでの安心感と勉強への意欲を生み出してくれる。

ああ、聖域。ここは自分にとっての聖域なんや……。しかもタダの。徒歩15分かかるけど。それもいい運動とすら思える。ビバ図書館。

さて、という

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CDジャケットの美学#3:GreeeN『第九』

CDジャケットの美学#3:GreeeN『第九』

久しぶりの投稿。

最近本格的にグラフィックデザインを学び始め、その界隈の勉強に熱が入ってきたので、以前から細々と続けていたCDジャケット研究を再開しようと思った所存。

限りなく自分のためだけに書いてる記録用記事なので、あんまり読んでても楽しくないかも。あしからず。

今回取り上げるのはこれ。

GreeeeNの「第九」。

GreeeeNて今までの人生で一回もちゃんと聴いたことなかったんですが

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