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産後・妊娠期の悩みケア相談室

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2002年に整体院を開業して以来、毎月15人以上の方々を施術しています。その経験を通して、骨盤や背骨を調整することで、様々な身体の悩みの改善をさせていただきました。そこで、その経… もっと読む
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2022年8月の記事一覧

妊娠中の腰痛について

妊娠中の腰痛について

妊娠中は腰痛になる確率が50%近いと言う報告があります。妊娠後期になると体重が増加し、お腹が前方へせり出し、反り腰になります。そのため、腰骨の前湾が強くなります。これにより背骨の関節に過度の負担がかかり、腰痛が起こりやすくなります。また、靭帯が緩むので骨盤に不安定性が出ます。妊娠中の腰痛はこれらの原因が重なって発生します。【参考文献「腰痛診断のコツ」菊地臣一 著】妊娠中の腰痛緩和には、ライフ快療院

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産後、痛めやすい腰を守る「立ち方としゃがみ方」

赤ちゃんを抱えながらの日常動作は、想像していた以上に体に負担がかかりますよね。
だんだんと重くなっていく赤ちゃんを間違った姿勢で抱えていると、腰痛、腱鞘炎、肩こりなど、体が辛くなってしまいます。
まずは、どんな動作をする場合でも正しく筋肉を使い、関節や弱い筋肉に負担がかからないように、日常動作を正しい姿勢で行うように心がけましょう!

○上体を起こし、下腹部と仙骨を床と垂直に

両手を下腹部と仙骨

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産後は「日常動作」でトレーニング!

産後、少しずつ体が回復した後は、積極的に体を動かしていく時期です。
赤ちゃんとの生活の中でまとまった時間をとるのは、なかなか難しいですよね~。
そこで日々の生活のすべてをエクササイズにしてみましょう!

立ち上がる、しゃがむ、手を伸ばすなど、動作で筋肉を正しく使っていきます。
さらに動作を気をつけることで、無理な姿勢をしないですみますから、痛み防止にもなります。

*横着せずに、しっかりしゃがむ

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下半身のむくみ予防は「おむつ替えストレッチ」がお勧め!

産前・産後は「下半身がむくみやすく」なります。妊娠中は上半身の体重がすべて股関節にかかり、そけい部のリンパ節が圧迫されることもあり、血流やリンパの流れが滞るからです。

出産するとみくみにくくなるという声もありますが、実際には産後も改善しない方や、よりひどくなって来院される方もいらっしゃいます。産後、骨盤のゆがみが強くなって、骨盤周りの筋肉が緊張することで血流、リンパの流れが悪くなることがあります

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