見出し画像

[Lab #012] 01月の海外協力隊オススメnote

noteで活動や現地の様子を発信しているJICA海外協力隊有志による共同運営マガジン『海外協力隊note』。昨年10月に創刊して、私含めて19カ国23名の隊員が参加しています。

オカネとモノのハナシ

その月の面白かった記事をストックして、次の月の初めに振り返って何かしらゆるい共通項を見出してオススメする、ということをしています。

ジンバブエの[Kちゃん l 断続停電10ヶ月目@ジンバブエ 最近はちょっとマシ。]さんの記事。ある孤児の小学生の女の子の学費を支援されたエピソード。鳥取ではNPOの理事をしていることもあり、寄付や色々なカタチの支援のありがたさを身に染みて感じています。「この支援が果たしてどれだけ役に立つのか?」と自問される方もいらっしゃるかもしれませんが、もし心が動いたのなら無理のない範囲でよいので一度支援されてみてはいかがでしょうか?

ということで、今月のテーマは「オカネとモノのハナシ」にしてみました。

厳選記事

ペルーの[いくみ]さんの記事。たしかに日本は「サービス(0円)」が多い。金銭以外のリターンを得ているから、短期的ではなく将来的なリターンを期待しているから、などということもあるかもしれませんが、お互いの生活を無理なく支えあうという、ペルーのお金の稼ぎかた、循環のしかたも面白いですね。

ルワンダの[HARU🇷🇼Rwanda]さんの記事。地元女性の収入向上と周辺コミュニティの社会的および経済的発展を支援を行なう施設を視察されたエピソード。施設の意義もさることながら、女性たちが作ったステキな商品の写真を見ているだけでも楽しいです。

タンザニアの[🍜YUKINON☺︎KOIchan🇹🇿]さんの記事。学校の授業で使う教科書が生徒の数に対して圧倒的に足りておらず、8人で1冊を奪い合うように使う。そして教室は生徒でギチギチ。「みーんなに 豊かな学びを与えたいなあ」という最後のメッセージが胸に刺さります。

ボリビアの[遠藤 暁/Satoru Endo@スポーツ×国際協力]さんの記事。住居のリフォームのエピソード。ジャマイカでもあるあるで、私の隣の新築住宅は赴任前から工事して1年経っても未だに完成の気配がありません。もしかしたら工事の完成させることではなく、労働したことに対してお金を払うのであれば、サボった方がダラダラと賃金が得られるというインセンティブが働くのでしょうか。んー、ナゾ。

新たな試み、ならず

「1月は共同運営マガジンのメンバー以外の協力隊のnote記事も取り上げる」という宣言は脆くも挫けました。が、今月は2019年度2次隊の方が新たに参加してくれたり、隊員さんの方から参加リクエストをいただいたりして、嬉しいことにメンバーが20名を突破、掲載記事も500件以上になりました!

***

他にも面白い記事がたくさんありますので、今後とも共同運営マガジン『海外協力隊note』をよろしくお願いします。購読無料です。また、協力隊で参加してくれる方も、引き続き絶賛募集中です。コメント欄にコメントいただくか「クリエイターへのお問合せ」からメッセージをお寄せください。

【マガジン参加者の派遣国】19カ国・地域
インドネシア共和国、エクアドル共和国、エチオピア連邦民主共和国、ザンビア共和国、ジャマイカ、ジンバブエ共和国、セネガル、セントビンセント及びグレナディーン諸島、タンザニア連合共和国、中華人民共和国、ドミニカ共和国、パナマ共和国、ブータン王国、ペルー共和国、ボリビア多民族国、マレーシア、モロッコ、ヨルダン、ラオス。※五十音順

この記事が参加している募集

ご覧いただきありがとうございます。よろしければ「スキ」ボタン(左下のハートマーク)をクリックしていただけますと執筆の励みになります。noteアカウントをお持ちでない方でもクリックできますので、ぜひ。