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21歳になりました。
21歳になりました。
知床に移住して2年と数ヶ月、相変わらず、ここでの生活を楽しんでいます。そろそろ海外に放浪の旅か、移住を考えていたのですが、コロナで難しくなってしまいました。
色々と激動の世の中ではありますが、いつもと変わらない表情をみせ、着実に季節の歩みを進めていゆく自然には、心癒されるものがあります。
キタキツネやフクロウなどの動物たちは、春から初夏にかけての子育てを無事終え
20歳になりました。
20歳になりました。
不思議なもので、これぐらいの年になると自分の程度がわかるようになってきます。
10代の頃は、無我夢中でやっていれば、何者にもなれる、いつかはたどり着けるだろうと漠然と思っていた。
でも、人生はそうじゃない。
人には、もって生まれてきた「才能」や、積み重ねてきた「時間」がある。
努力をしたからといって、皆が報われる訳ではないし、才能があるからといって、かならず成功する
キタキツネを轢いた。
これを載せるべきか迷った。
自分が犯してしまったこと。それを出すべきなのか。でも、内に抱えたまま生きるのは、違う気もする。そのうち消すかもしれない。
この文章は、僕の日記からです。混沌のなかで書いたものなので、見苦しいかも知れません。
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キツネを轢いた。
斜里からウトロに向かう道で。
「写真をどうやって社会に出していこうか、どうやって売るべきか」
そんなことを考えながら、時速70k
クマを撮るということ。
2018年11月8日。
ある一頭のヒグマが死んだ。
捕殺だ。
このクマは母親だった。
今年生まれの小さな子熊をつれていた。
子熊は捕殺されなかった。
だが、あの小さな命が、たったひとりで知床の厳しい冬を越すことはできないだろう。
誰が、この命を死に追いやったのか。
それは、決して一人の人間が悪いわけではない。
多くの人々の興味や欲、エゴや無知、
そんな物が複雑に入り交じり、こう