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僕は歩く。


音声版はこちら

僕は昔から歩くのが好きだ。

学校はもちろん、サッカーの練習、友達と遊ぶ時も歩いていった。

高校時代は他県で寮生活。
一番近いコンビニで歩いて約45分という状況でも、自転車は使わず歩いていくことにしていた。(急ぎの時は除いて)

大学では、バスで行ける距離ならどこでも歩いて行った。

学校やサッカー帰り道。
何も考えずにテクテク歩いていると、近所の晩ご飯の匂いがしてくる。
なんか奇妙な看板がある。何を目的にしてるのかわからないオブジェが見つかる。
窮屈な思いをすることもなく、ストレスになることもない。
周りに注意していれば、スマホだって触れる。

なんとなくぼんやりと、「散歩っていいよな~」と思っていた。

しかし、大学2年の秋。
ある人間と出会い、僕は「散歩」の力にどっぷり惚れこむ事になる。


お散歩コミュニティ あるっこ


その人は、お散歩コミュニティ「あるっこ」の代表者だった。
1人でコミュニティ運営を行い、イベントを開き、様々な作業をこなし、講演に出演したり、ビジネスコンテストに出たりと
当時の僕からしたら、あり得ないほどアクティブな人だった。

その人の話は論理的でわかりやすく
僕は散歩のことをもっと知りたいと思うようになった。(散歩の魅力については後述する)

☆★☆
あるっことは、「散歩文化を作る」をビジョンに掲げ、散歩の魅力がわかる情報のシェアやイベントの開催などを行っているコミュニティだ。

設立したのは2019年7月。
これまで10回以上イベントを行ってきた。
イベント参加者総数は70名を超える。さらに3人に1人がリピーターである。

これまでは参加者からは、「歩くとスッキリするね!」「みんなで歩くと、時間があっという間に感じる」などの感想を頂く。

今後は事業化を目指し、webサービス等も充実させていく。
散歩をもっとカジュアルに、面白い・楽しいモノにしていけるよう尽力する。
☆★☆


散歩の魅力

ここからは
僕たちあるっこが紹介している散歩の魅力について話していこうと思う。


〇誰でも・気軽に・ゆるーく

散歩は誰でも気軽に楽しめる、「ハードルの低いスポーツ(運動)」である。

「スポーツの(運動)のハードル」
例えば
・道具や場所が必要
・疲れて中々動けない
・スポーツに費やす時間がない
・健康のために運動しようと思っても中々続かない
などである。

散歩は、これら『運動のハードル』が低く、誰でも1歩前進するだけで始められる。
特に意識を高く持つことはなくとも、気軽に楽しむことができる。


〇散歩が心身にもたらす効果

肥満防止
→散歩という適度な有酸素運動で、脂肪を燃焼!

快調快眠快通効果
→生体リズム、自律神経のバランスなどを整えてくれる。また、大腸の活性化で便通もよくなる。

心肺・血管強化効果
→酸素摂取量が増え、心肺機能が向上。頭にもたくさん酸素が回る!!

リラックス効果
→幸せホルモン「セロトニン」が分泌され、メンタル面でも効果。脳が活性化される。

生活習慣病予防
→NK細胞の強化に繋がり、がん細胞を抑止。その他にもメタボリックシンドローム予防など。

(*NK細胞=ナチュラルキラー細胞のこと。全身をパトロールしながら、がん細胞やウイルス感染細胞などを見つけ次第攻撃するリンパ球である。)

このように、心身に様々な効果がある。


〇その他に注目している効果

クリエイティブシンキング
→心身への影響でも触れたが、歩くと血行が促進し、頭に酸素が回る。
これは、新しく、柔軟で創造的なアイディアのブレインストーミングに効果的である。

【実際に歩いている有名人】

★スティーブ・ジョブズ
AppleのCEOである彼は社内のMTGに「Walking Meeting」を取り入れていたという。彼自身も歩きながらブレインストーミングをすることを好み、それによって様々なアイディアを生み出してきた。

★ヴェートーベン
よく散歩に出かけていたという。その散歩中に作った曲が、「交響曲第6番『田園』」である。

★マークザッカーバーグ
FacebookのCEOである彼もまた、「Walking Meeting」を取り入れていた。

散歩は何とでも掛け算できる
散歩は汎用性が高い。
様々なスポーツはもちろん、趣味など(カメラやパワースポット巡り)と掛け合わせることによって、さらに楽しくなる。
さらに楽しくなるうえに、ついでに健康になっちゃうのだ。


どのくらい歩くといいの?


目安では、一日1万歩が良いとされている。(日本人の目安は8000歩ほど)

理由としては以下の通りだ。

健康のために一日に消費すべきカロリーの目安としては、約300kcalである。
歩行時のエネルギー消費を求めるための式(アメリカスポーツ医学会)を用いて計算すると
体重60kgの人が歩幅70cmで、分速70mで10分間(1000歩)歩いた場合に消費するカロリーは約30kcalであるという。
これにより、目安として一日1万歩歩くと健康に良いとされている。

実際に、日本の厚生労働省は「男性:9,200歩 女性:8,300歩」を平均歩数にすることを「目標」としている。


あるっこのイベント

あるっこでは、大体1回のイベントで5000歩~7000歩歩く。
イベント後の帰り道も含め、大体8000~10000歩になるようにしている。

また、様々な分類のモノと掛け算したコンテンツにすることで、参加者がさらに楽しみながら散歩できるよう工夫をしている。
(これまでの事例→こちら)

このように、様々な仲間と気軽に散歩を楽しめるイベントを、今後も開催していく。

★☆★☆
是非良かったら、イベント参加してみてください!!
コミュニティにも、様々な方がいらっしゃって超面白いです!
★☆★☆

普段の生活でも

「ちょっと休憩で10分くらい散歩してこようかな」、「1駅前で降りて、歩いて帰ろうかな」

そういった「ちょっとの工夫」で
あなたは、日頃の健康維持にグンと近づく。

ついでに、その道に新しい発見があったり
いきなりアイディアが舞い降りてきたりする。


さぁ、あなたも一歩踏み出して
楽しいお散歩ライフを過ごそう。 



 お散歩コミュニティ あるっこ
松尾海夢

参考

国土交通省HP
http://www.mlit.go.jp/common/000022977.pdf

(2020/3/28閲覧)

厚生労働省HP

https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b2.html

(2020/3/28閲覧)

Just do one thing to boost your health
http://www.sciencebase.com/science-blog/just-do-one-thing-to-boost-your-health.html

(2020/3/28閲覧)


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