1.人情下さい、のご挨拶~黒子ホームヘルパーの、味わい「慮り、尊重する」(全9章)~【#創作大賞2024 #ビジネス部門 参加作品】
◼️人情下さい、の挨拶◼️
皆様、こんにちは、黒子訪問介護士のひかりです。ご閲覧頂き、有り難うございます。
作中、アンダードッグ効果(同情をひく)を狙うかのように失敗ばかりですが、単に本当に私が気が利かないのです。(!)
早速失敗談ですが、私は、体育心理学を基礎とした修士論文に挑んだものの挫折し、流れ流れて10数年後にホームヘルパーになり、8年が経ちました。仕事を偏愛しており、スキルアップのために、3社を経験しています。介護の現場で学んだことや感じたことを通じて、「人を慮り、尊重する」心の大切さを学び直しています。そろそろ自分の世界を広げ、発信もしたいと思い、今回、創作大賞に応募しました。基本はフィクションですが、経験や心理学の知識を織り交ぜました。しかしながら、技術と共に、人情や脆さも含めてコミュニケーションであり、人であると存じます。言い訳しておきます。
タイトルを”黒子ホームヘルパーの、味わい「慮り、尊重する」”としました。甘いも苦いも咀嚼できるようにと、願いを込めました。
では、早速ですが、皆様は、この様なご経験はございませんか?
家の主: 「紅茶とコーヒーのどちらがお好きですか?(慮って下さった)」
私: 「コーヒーです」
家の主: 「では、コーヒーを入れますね。(尊重して下さった)」
私: 「有り難うございます。でも、あなた様のお好きな物をどうぞ。それから、私も手伝わせて下さい。」
私はこの経験から「慮り、尊重する」意義を感じました。気持ちよい想いをさせて下さった、先方に感謝してます。人との繋がり方を気づかせて頂きました。
ビジネスの場面では、以下の様な状況が該当します。
電話にて: 「私でよろしければ、代わりにご用件をお伺い致しますが、如何致しましょうか?」
これだけでも、慮り、尊重されていると感じます。
私はこれらの事から、人との信頼関係の築き方を理解していると自負していました。
しかしながら、ホームヘルパーとして、この経験を活かせていない出来事が、ある日、発覚しました。
詳しくは、「2.慮り、尊重するを掘り下げる動機」(記事下部のリンクから飛べます)をご閲覧頂けますか。
この作品は全8章です。お時間のある時にご閲覧頂けましたら、嬉しいです。記事の下部のリンクが、サイトマップとなっております。
先に介護について等、諸々概要について、お話させて頂きます。
因みにトップ画像は、自作のロールキャベツです。皆様から「スキ」を頂くための、私の隠し球です!…に、ならない、ならないのか、うわ~!
ではでは、宜しくお願い申し上げます。
◼️ホームヘルパーの使命◼️
まず、「介護」とは、ですが、解釈が数々できます。
「介護」という言葉は、「介」と「護」の二つの漢字から成り立っています。それぞれの漢字の意味と組み合わせた「介護」の解説は以下の通りです。
・介:「仲介する」や「間に入り助ける」という意味を持ちます。
・護:「保護する」や「守る」という意味を持ちます。
「介護」は、「間に入ってその人を助け、守ること」という解釈が出来ます。
介護とは、日常生活で自立が難しい高齢者の方や障がい者の方などに対して、身体的・精神的な支援を行い、その人の生活を守り、お支えする活動を指します。
そこに、「自立支援」や「尊厳の保持」「お客様本位」等の意識を取り入れながら、ご本人様の幸せに向けて個別にサポート致します。
また、ホームヘルパーのお仕事は、お客様がご自宅でご生活されるにあたり、以下のような活動を行います。
身体介護:食事や入浴、排泄などの身体的援助。
生活援助:掃除や洗濯、買い物などの日常生活援助。
他、環境整備のサポート、精神的なサポートや社会への繋がりのサポートを含めた、包括的な支援を提供します。
私の目指す介護従事者の姿は「黒子」です。
詳しくは「2.慮る、尊重する、を掘り下げる動機」をご覧下さい。(記事の下部リンクより飛べます)
◼️心理学への関わり◼️
ホームヘルパーの仕事を通じて、勉強を進めるうち、心理学の知識が有効に活用できることに気づきました。
ここで得られる学びは、私自身の成長に繋がり、心理学の視点からの自己探求の場となりました。どのように自己を保ち、感情を味方につけて真意を探り当ててゆくかが問われるように感じます。
また、お客様に豊かな表現をして頂くための一助となり得ます。私の応対が変われば、お客様も自ずとご自身のご本心に近づけるかと存じます。どのようにお客様の幸福に繋げるかが問われるように感じます。
◼️制約下での付加価値◼️
ホームヘルパーの仕事には、介護保険内でのヘルパー業務内容として、「出来る事、出来ない事」が明確にされています。そこで、ケアマネージャー、サービス提供責任者といった役職者から、予め丁寧にご説明させて頂き同意を頂戴しますが、いざ現場でのサービスが始まると、お客様の納得が得られない事が、ままあります。例えば、お掃除の援助で「窓ガラスは拭けない」といった内容です。
その事を含め、では、どうしたら、お客様にご満足頂けるか、という課題は、各ヘルパー、各役職者、各企業で、制約下での解釈や、付加価値に委ねられております。付加価値のひとつの切り口として心理学の視点から、現場で度々必要とされる概念、「慮る」から「尊重する」に接近してみよう、と考えました。
とは言え、付加価値、と思った事は後付けではあります。それ以上に、持続可能な信頼関係の築き方に対する「慮り、尊重する」に興味がありました。スミマセン。
詳しくは2.「慮り、尊重する、を掘り下げる動機」をご覧下さい。(記事の下部リンクより飛べます)
◼️慮る◼️
慮る:
1.おもてなしの心を向ける
2.気持ちに寄り添い考える
3.気にかける
4.周囲へ思いを巡らす
5.よくよく考える
6.配慮する
◼️尊重◼️
尊重:
価値あるもの、尊いもの、貴重なものとして大事に扱うこと
◼️まとめ◼️
読者の皆様には、未熟者の考えを、共有していただければ幸いです。ご意見、お待ちしております。
最後に、この場を借りて、支えてくださったすべての方々に心から感謝申し上げます。
また、この様な創作大賞への応募機会を与えて下さった関係者の皆様に感謝の意を表します。
全ての方々へ。有り難うございます。
これからの記事も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
◼️続編へのリンク◼️
「2.慮り、尊重する、を掘り下げる動機」↓
「3.結論」↓
「4.距離感を慮り、尊重する(秘密保持)」↓
「5.お気持ちを慮り、尊重する(統制された情緒関与、意図的な感情表現)」↓
「6.意志を慮り、尊重する(自己決定)」↓
「7.虚心坦懐で慮り、尊重する(個別化)」
「8.あるがままを慮り、尊重する(受容、非審判的態度)」↓
番外編・自己の幸せを慮り、尊重する…絶対する!~黒子ホームヘルパーの、味わい「慮り、尊重する」~
※このページです
「1.お涙頂戴のご挨拶」↓
◼️◼️◼️
ご覧頂き、有り難うございます。
宜しければ、スキやコメントをお待ちしております。
黒子訪問介護士のひかり
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