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瑠璃色の切符

夜明けという駅のホーム
ひとり待っているけれど
次の列車が来ない
誰もいないこの駅
あるのは缶珈琲と切符だけ
時刻表を見てみる
自分を大事を想えたら
そんな風に書いてある

柔らかな夜風が今を
線路に咲く花が心を
そっと教えてくれる

列車の音
闇払うライト
ホームに列車が来る

今までの自分を
飲みかけの缶珈琲で流し込み
瑠璃色の切符はポケットに

走り出した列車は1両
車窓の向こう
ゆっくりと夜が明けてゆく

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