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わざわざネット上に良かったとか悪かったとか書くような人がマトモだと思います?そんな狂人の言うことなんて信用しちゃダメですって。



普通の人はその一線を越えられ無いんですよ。

せいぜいSNSに写真とともに「美味しかった~」とかって書くのが限界です。それだって自分の友達や仲間に見てほしいからやるんですよ。

知らないどこかの誰かの為に、なんのリアクションももらえないことが判っているのにその店やブランドの為に無償で宣伝大使をやってあげるお人好しが、購入者のうちどれくらい居ますかね。

逆もそうですよ。

美味しくなかったり、商品がダメだったら、あー失敗しちゃったな。で終わりじゃないですか。
そこで評価サイトに「この店は最悪」とか「この商品はカス」とかわざわざ長文考えて書き込むってなかなかですよ。

お店やショップに「ダメージを与えてやりたい」という意識で文章を考えて、投稿するってことでしょう。
相当な精神状態だと思います。憎しみや怒りに囚われてる。

どんなにひどくても、その一線を普通の人は超えないです。


だから、僕らが読んでるのは、その一線を越えた人達の発信したエネルギーの高い文章なんですよ。

普通の人達がどう思ったかなんて、ネット上には上がってないんですよ。

そもそも自分の事を普通の人代表だと思っているあなた、いつも買い物してるAmazonや楽天で一回でもレビュー書いたことあります?

あったとして、どれ位の熱量で文章考えました?

本当に他の人にも買って欲しいって思って書きました?

ポイントや割引券くれるから適当に書いただけじゃないの。




でも、世の中のレビューサイトや通販サイトには★とレビューだらけなんですよね。旅情報とかも。googlemapとかも。


それが嘘か本当かなんてもうどうでもよくて、賑わっているかどうかのバロメータとして便利ではあるんですけど、冷静に考えて上記のような情熱を持った人がそこまで沢山いるとは考えにくいので、(ログインとか面倒くさいし)基本的に良い話はサクラ、悪い話は狂人だと考えるのが普通です。

というか、普通に通販生活してる人達はもう嫌というほど知ってると思うんですけどサクラ依頼はもはや通常の広告手法ですよね。

生産終了した部品を外国から取り寄せたんですよ。
そしたら星5個にして好意的なレビューを書いて欲しい、次回使える割引クーポンを半額相当上げますからとか変な日本語でメッセージきましたよ。
頑張って翻訳しましたね。中国語は似た漢字があって大変だったでしょう。

忘れた頃に某国からある部品を取り寄せたら、やっぱりまた似たような文章が今度は英語で。
Thank you for your xxxion. Best regards.


日本でも絶版の本を取り寄せたら古本屋までおんなじようなこと言ってきましたからね。

もうね、信頼も信憑もゼロですよ。ゼーロー。


まあラーメンとか飲食店はけっこう狂人が嬉々として書いてたりするのでエンターテイメントとしては悪くないんですけども、料理評論家気取りでやれスープがダシがとか書ける(一般)人ってやっぱり普通じゃないんで、参考にはならないですね。

よく見る、期待を込めて★-1ですって、まてまてちょっと店員が構ってくれなかったくらいで評価が20%も下がるのかよって。お前の採点基準出せよ。キムヨナ対浅田真央か。

それに語れるほど食べてる人って金銭感覚も舌もマヒしてそうで全く参考になりません。ウンメェ。


ーー


実のところ、この世に溢れてる商品やサービスのなかで、普通の人が普通に金だして得られる範囲での振り幅なんて、たかが知れてるんです。

殆どの場合、ほめるほど良くも無ければ、文句を言うほど悪くも無い。

考える時間も労力も、実は無駄なんです。


結果的に大手や知名度のあるブランドやリアル店舗で確認できて安心できるものに客が流れてるの、混沌の中の調和って感じがしますね。

しまむら現象、ワークマン女子とか。


みんな頭が良くなってきたんだと思います。

ネット上であれこれ考えるエネルギー、無駄だって気づいたんですよ。


だからQVCやショップチャンネル、ジャパネットがいまだにずっと残ってる理由がわかりますよ。
生きた人間が、手にとって話して見せてくれることの情報量はやっぱり桁違いなんですよね。

狂人が書いた駄文やサクラレビューなんかよりも何倍も価値がある。

形を変えて、インスタやyoutubeで行われている紹介系動画も全く同じ。

勝手に垂れ流されるか、自分で見に行くかの違いだけ。

限定30、品切れ必須、今だけオペレータ増員中っていわれて急いで電話するおばあちゃんは正しい。

さて、自分でお店の動画を見に行くのと、いつもの時間にBSにチャンネルをあわせるのと、何が違うのでしょう。



自由意志?



本当に?



あなたは、本当に、自分の意思で買い物を選んでいますか?


私にはそうは見えません。



おしまい。

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