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約束を中心に見た花柳香子と石動双葉について

第6話「ふたりの花道」で描かれた花柳香子と石動双葉(以下ふたかお)の物語はそれまでの第5話までの愛城華恋と神楽ひかり(以下かれひか)の辿った流れを踏襲したものになっている。 愛城華恋と神楽ひかりは幼稚園の頃に結んだ「2人でスタァライトの舞台に立つ」という約束を糧に努力するも、第1話時点の愛城華恋はこの約束への意識が弱くなっている。ただ、キリンのオーディションや神楽ひかりの帰国によって約束への意識を取り戻す。というのが第5話までのかれひかに焦点を絞ったあらすじになる。 それ

    • 日本海旅行6日目

       富山での朝は遅く7時前に起きた。身支度を早めに済ませて、この日の昼食と切符を買うために少し早めに駅に着いた。昼食用の富山名物の鱒寿司と相変わらず値段に愛がないあいの風とやま鉄道とえちごトキめき鉄道の通しの乗車券を購入した。この日はまず北陸最後の県である新潟県へ向かった。朝食を食べながら、うとうとしているとあいの風とやま鉄道とえちごトキめき鉄道の事実上の境界である泊駅に着いた(本当の境界駅は市振駅だが)。この泊駅は決して大きな駅ではないため適当に駅の標識だけ撮り列車に乗り込ん

      • 日本海旅行5日目

        和倉温泉の中心部にはコンビニがないので朝食などを買いにこの日はバスで和倉温泉駅ではなく七尾駅に向かった。七尾線を進み、高岡に向かうために津幡駅で乗り換えあいの風富山鉄道に乗り換えた。津幡駅から高岡駅は青春18きっぷが使えないのでこの区間の乗車券を購入したがその鉄道の名前とは違い、愛が感じられない値段であった。高岡駅は薔薇の街らしく市街にはバラのモニュメントが置いてあった。このバラのモニュメントは同じくバラの街を自称するトルコのエディルネのものに似ていたが、どうやら姉妹都市

        • 日本海旅行4日目

           この日もまた朝早かった。前日に彦根まで行く予定だったのを快活の残席の関係で瀬田駅近くの店舗にかえたのが原因だった。駅から快活クラブまでは1キロほどで決して遠いわけではなかったが、この瀬田駅は住宅街であり快活と駅の間も小道が複雑に入り組んでいた。中には地図上では道として表示されている場所が私有地であり実際は通れないといったこともあり、この日乗る予定であった東海道線の始発に乗り損ねてしまった。旅程そのものに大きな影響を与えることはなかったが、この影響で大垣支線に乗ることができな

        約束を中心に見た花柳香子と石動双葉について

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        • 日本海旅行
          6本
        • 名古屋遠征
          4本
        • 出雲旅行
          4本

        記事

          日本海旅行3日目

          この日は前日に宿泊した快活クラブ米子店の最寄駅である境線の後藤駅から出発した。 境港という日本海有数の漁港へ向かう路線にもかかわらずその道中で海を見る機会はほとんどなかった。この路線の途中にある米子空港駅はその名の通り米子空港に直結している便利な駅にもかかわらずその駅のたたずまいは地方ローカル線の無人駅そのものであった。この駅を過ぎしばらくすると境港駅に到着した。 境港駅では事前に予約しておいたルートイン系列のホテルのバイキングの朝食を食べた。日本有数の漁港に面するホ

          日本海旅行3日目

          日本海旅行2日目

          山口・広島大移動 この日は防府駅の始発列車に乗ることから始まった。人がまばらな山陽本線に乗り、岩国駅を目指した。そこから岩徳線に乗り換えて徳山を目指した。岩徳線は山陽新幹線の利用で書類上乗車したことはあったが、実際に乗るのは今回が初めてであった。岩徳線は自然の中を切り分けて進む路線であり、言われなければ山陽新幹線と並走している路線であるとわからないと思われる雰囲気の路線だった。岩国と徳山は山陽本線で結ばれており、そちらを使った方が速さ、利便性ともに上なため利用者の

          日本海旅行2日目

          日本海遠征1日目

          今まで日本海側は新潟以外ほとんど行ったことがなかったので、今回日本海側を中心に北上する旅行をやることにした。 前日譚 旅行の始まりは南側でアクセスの良い福岡にすることはすぐに決まった。しかし福岡県は福岡市と北九州市の二つの巨大都市を有し、またその行き方も鉄道、船、飛行機、バスと多様な行き方があり悩ましい場所だ。  最初、小倉にバスで行く予定を立てた。これは6月に小倉訪問がキャンセルになっており、初日をその代わりとしようとしたものだった。また今回バスを選んだの

          日本海遠征1日目

          名古屋遠征4日目

           シャニマスのライブは二日間だが、自分は前日のチケットしか持っていなかったので、この日に帰宅した。朝食に名古屋駅のきしめんを食べたが、かき揚げの天ぷらを揚げる時間があったり食べる時に熱くて食べるのに時間がかかったりすることで発車時間ギリギリになってしまった。この日の目的は中部の秘境路線である飯田線に乗車することだ。8:11に豊橋発の飯田線に乗車して、この列車の終点である天竜峡に向かった。豊橋から5駅先の豊川を抜けると山に入っていった。 駅間が短く時間が経てどなかなか進まない

          名古屋遠征4日目

          名古屋遠征3日目

           この日は今回の旅行の目的であるシャニマスのライブがおこなわれた日だ。しかしライブは夕方からであり、お昼過ぎまでは時間があったのでそれまでは名古屋を観光した。  名古屋の名物といったらモーニングであり、朝はまずこれを食べに行くことにした。名古屋に来るたびに駅前の有名な喫茶店に行くが入れる確率は半分程度である。そして今回は無事入ることができた。ここで朝食を食べた。  モーニングを食べた後、宿で用事を片付けた後名古屋の街を散歩した。そしてお昼の時間になったので味噌カツを食べた。駅

          名古屋遠征3日目

          名古屋遠征2日目

          伊勢神宮まで 今日の朝は遅かった。紀伊勝浦駅の新宮方面の始発は非常に遅く7:15だった。朝早い時間から活動したい場合は新宮駅を拠点にした方が良いと思う。この日はまず紀伊半島東側を辿り、多気駅へ向かった。伊勢半島の付け根にあるこの駅は伊勢や鳥羽へ向かう参宮線の始発駅となるターミナル駅だ。ここで乗り換えた後伊勢神宮の最寄り駅である伊勢市駅に向かった。この2週間前に出雲大社を訪問し、1週間前には所用で明治神宮も訪問しているのでこの期間は神社ラッシュだった。  早速観光しようとした

          名古屋遠征2日目

          名古屋遠征0日目&1日目

           4月3日アイドルマスターシャイニーカラーズ3rdライブ名古屋公演1日目が開催された。幸運にもそれのチケットを入手できたためこの日に名古屋に行くことになった。しかしその前の数日も予定がないことが分かり、今回は名古屋へ向かう道中に紀伊半島も一周することにした。 0日目 目的地が名古屋であるため紀伊半島のルートは和歌山側から三重方面に向けて反時計回りに向かうことになった。そのためまず飛行機を使って和歌山に向かった。和歌山県には紀伊白浜空港という空港があるがこれは紀伊半島の南西に

          名古屋遠征0日目&1日目

          出雲旅行4日目

          沼津での朝食 この日はまだ多くの乗客が眠る4:30という非常に早い時間に目を覚ました。東京に着くのは7時すぎにもかかわらずこの時間に起きたのは今回は東京ではなく富士で降りるためであった。計算したところ普通の出雲市から東京の乗車券と身延線を通り甲府を経由して買える乗車券で1000円くらいしか違いしかないことがわかった。青春18きっぷですら一回あたり2410円かかることを考えれば、1000円ほどで身延や甲府に行けるのは非常にお買い得だ。今回は身延線に乗り身延や甲府を訪問するために

          出雲旅行4日目

          出雲旅行3日目

          松江市内観光 この日は夜まで大きな移動はせずに松江市内出雲大社を観光して夜にサンライズ出雲に乗車する予定だった。お昼を松江で食べたかったので松江市内をぶらぶらしていたら竹島資料室を見つけた。一度訪れたいと思っていた施設だったがここで偶然見つけるまで完全に存在を忘れていた。中は韓国の独島体験館と比べて多言語表記が進んでいた。こういう施設は海外にむけて発信しないと意味がないのでこの点は好感が持てた。また竹島に関する研究をまとめた雑誌を無料配布しておりこの施設にかける思いが見て取れ

          出雲旅行3日目

          出雲旅行2日目

          姫新線で新見へ この日は快活クラブの例のポテトとパンの朝食を食べ、姫路から姫新線に乗った。  姫新線は決して利用客数が多い路線ではないが、佐用に学校があり、そこの生徒が多く利用するために朝はかなり混雑していた。2両編成であったこともあり、今回の旅程で利用して鉄道の中で一番人口密度は高かったかもしれない。佐用を過ぎるとそれまでの乗客の9割以上を占めていた学生が全員降り、残り1割以下であったオタクだけ残る状態だった。列車は佐用から津山に向かった。津山では乗り換えにかなり時間

          出雲旅行2日目

          出雲旅行1日目

           コロナ禍で海外に行くのが困難な中でたてた目標の1つに全都道府県を訪問して、海外に行けるようになった時に日本で行き残した場所がないようにするというものがある。今回はその目標の一環として島根を訪れることにした。 旅行の始まりと中央線 昼夜逆転した生活だったが、なんとか3時間ほどの睡眠をとり最寄駅の始発に乗って乗り継ぎ中央線に乗車した。今日の最初の目標は名古屋まで中央線で乗ることだった。東京から名古屋までの移動と言うと専ら東海道線が使われるが、中央線も東京名古屋間を結ぶ意図

          出雲旅行1日目