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日本海旅行5日目

  和倉温泉の中心部にはコンビニがないので朝食などを買いにこの日はバスで和倉温泉駅ではなく七尾駅に向かった。七尾線を進み、高岡に向かうために津幡駅で乗り換えあいの風富山鉄道に乗り換えた。津幡駅から高岡駅は青春18きっぷが使えないのでこの区間の乗車券を購入したがその鉄道の名前とは違い、愛が感じられない値段であった。高岡駅は薔薇の街らしく市街にはバラのモニュメントが置いてあった。このバラのモニュメントは同じくバラの街を自称するトルコのエディルネのものに似ていたが、どうやら姉妹都市協定結んでいないらしい。
高岡からは城端線に乗車したが、今回は普通の列車ではなく観光列車べるもんたに乗車した。もし城端線をただ普通に乗車していたら平凡な盲腸線と思っていたと思うが、べるもんたに乗車していたボランティアガイドの解説のおかげで非常に楽しむことができた。このべるもんたの乗車で旅行において知識の有無がいかにその楽しさを決定づけるのかを実感させられた。車内では地元の日本酒飲み比べセットを購入した。

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終着駅の城端駅に着いた後は世界遺産である白川郷の合掌造りの集落に向かうためにバスに乗車した。白川郷は山の中にあるため城端からであっても1時間以上かかった。城端駅やその周辺で自分を含めて3、4人ほど乗車していたがいつのまにか全員降りており白川郷に着いたときには乗客は自分のみでった。白川郷は冬の雪が積もった時期の風景も良いらしいが、夏は良い意味での昔ながらの日本の集落の雰囲気がありその趣こそ違えど良い景色だった。

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またこの白川郷は前日にその暑さで非常に苦しめられた岐阜県に位置するが、山の中で標高が高めだったためか比較的涼しく日陰にいれば快適であった。白川郷は山村であり決して広い場所ではないが、2時間ほどの滞在だと展望台など回りきれない場所もあり非常に充実していた。帰りは再びバスに乗車し高岡駅まで戻った。
高岡駅からは海に向かって延びている氷見線に乗車した。氷見線にはその眺望で有名は雨晴駅があるが、その噂に違わず駅やその近くの区間景色は非常に綺麗なものだった。

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終着駅の氷見駅ではすぐに折り返して夕食を食べるために越中中川駅へ向かった。この駅から1キロほど歩いた先に評判良い回転寿司があったので今回そこに訪問した。値は少し張ったがお寿司は非常に美味しく、他の地元の回転寿司店以上に地元産にこだわっていた。特に高かったが白エビはねっとりしていて非常においしかった。

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食後は高岡からこの日の宿泊地の富山に向かった。今回利用したカプセルホテルはカプセル内の広さが十分確保されていて非常に過ごしやすかった。和倉温泉で多少疲労が取れていたとはいえまだ疲労が残っていた。しかし翌日の朝が遅いのでこの日は少し夜更かしをした後に寝た。


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