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日記

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2019年10月の記事一覧

2019年10月30日(水)

ペイペイドーム誕生のニュースを眺めていると、ソフトバンクから長期契約特典としてPayPayボーナス180円が支給されました。どうやらソフトバンクと契約して九年になるらしい。iPhone以前は、すなわち中学高校時代をの通してdocomoだった。そして来月からは遂にソフトバンクを脱却し、格安キャリアに移行することになっている。これを機に歴代の携帯の機器を順々に並べて懐かしみたいという欲が湧く。むりだが

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2019年10月29日(火)

帰り道、トランクを開けっ放しにして走っている銀色のワゴン車が私のすぐ横を通り過ぎていった。水色の大きなクーラーボックスとかビニール傘とか工具箱とかが、剥き出しのまま置かれていた。危ないとも思ったけれど、それよりも意外と気づかないんだなとか、荷物も落ちないんだなとか、そういう方向で感心していた。車はそのまま、少し先に見える交差点を減速しながら左に曲がって大通りに抜けていった。突然、あたりが灰色に包ま

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2019年10月28日(月)

変化を恐れる保守的な人間なので、散髪したあとに後悔が訪れなかったためしがない。そして自分の頭が軽いことや、鏡やガラスに写る自分の姿への違和感によって、何となく浮ついた時間を過ごすことを余儀なくされる。その時間を少しでも減らすのと、シャンプーを改めて施す必要をなくすために、散髪は夕方以降に回した方がいいという学びを一つ得た。

新宿から中野の自宅へと帰る行程を、もう何度もやっているのだけれど、今日進

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2019年10月27日(日)

掃除洗濯ベケットのモロイ。モロイという本について私は、いい意味でも悪い意味でも、上手く語ることができそうもない。そしてそれは、結果としては正しい感慨かもしれないけれども、そこに至るまでの検討の過程が圧倒的に足りていない。もっと本を読むしかない、そう書こうとして、そういう義務感で読んでも仕方がないということに気づく。

レイソルは危なげがなさすぎて福岡が心配になるくらいの快勝で何より。しかし15時に

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2019年10月26日(土)

労働でした。それなりに集中できた。興が乗って昼休憩の時間に、noteに小説を投稿した。取り急ぎ、過去にSUBARUに投稿した二作と、合間に書いた習作をちまちまあげていく予定。

全然見てなかったNetflixを退会することで、全然見てはいないけれども不意に何かを観たくなったときに何かならば観ることができる、という安心感と引き換えに、1,300円/月という金を、またそれ以上に、まるで見てもいないサー

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2019年10月25日(金)

文筆を生業としている人間以外に、その独特の言葉遣いを魅力に感じている人が二人いて、一人はご存知滝沢カレンなのですけれども、もう一人はおそらくご存知でない職場の人間なのですね、しゃがれたという形容を軽々超えるべらんめえ口調で、埼玉の山奥で育ったから視力が5.0あると豪語している、そしてそのことにそれなりの現実味を感じられる、人生で一度も眉毛を弄ったことがないと思しき野性味溢れる彼は、入社以来二十年以

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2019年10月22日(火)

六本木の文喫にいく、ために代々木から大江戸線に乗る、思ったよりも深度が浅い。大江戸線は地下深くを走っていると強く思いすぎて、その想定が現実を超え、かえって浅いと感じられるように、自分に変容を施している。そして文喫は思ったよりも面積が狭い、というか奥行きがない印象、しかし思ったよりもと言ったところで、別に具体的な広さを事前に想像していたわけでもないので、これは相対的ではなく絶対的な「思ったよりも」と

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2019年10月24日(木)

通勤定期券は軽減税率対象ではないのか? プリッツや無調整豆乳などと比較して生活への必需度合いは遥かに高いのですけれども。という疑問が今更になって、すなわち増税後に初めて会社から給与&交通費を支払われる段になって湧いてくる。昼食は金がないのでお握りを作成して持参。毎日同じ具でも、それがツナマヨであるならば食べ飽きない舌と脳を持っているから便利。

労働をやり過ごして帰宅。【リズムから考えるJ-POP

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2019年10月21日(月)

俺は今二郎を食べたいと思っているのか? 胃腸のコンディションや懐事情を勘案したうえで、食べられるのか? という自問自答を経た末に、本当のところはそうでもない気もしたけれども、それに反して食べに行くことが決定された。ここに住み始めて三年以上が経っているが、桜台が徒歩圏内であることが判明した。荻窪・新宿二種に加え、新たな仲間が加わった。

細々とした住宅街を、いかにもそこの住民であるかのような挙動・

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2019年10月23日(水)

労働しました。茫漠として生きている感がある。せめてもの抵抗として、もずく酢納豆蕎麦を食べ、健康になったという意味をこの一日に付与した。
#日記 #エッセイ #コラム #小説 #創作

2019年10月20日(日)

早朝に物凄い風雨。これは帰れないのではないかと思っていたのも束の間、晴れた、ので島巡り&海水浴。日本には理美容室がコンビニ以上に存在しているという言説があるが、それをはっきりと感じさせるように、式根島にはコンビニが一つもないのに対して理美容室は四つもあった。人口五百五十人、一軒あたり百四十人弱。帰りの船は窓側。いずれにしろ海。

竹芝に着いてもまだ島の余韻を引き摺ることができているのは、海が近い

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2019年10月19日(土)

式根島へGO。雨が降っているけれども問題なく到着。個人的にかつて神津島に行ったことはあったから、今回は式根島にしようと提案して採用された。既視感がある。島はどこも似ているなあ。と思ったら前に来ていたのは神津島ではなく式根島だったことが判明し、人間の記憶の当てにならなさに愕然とする。この猫も5年ぶりの再会。

普通に楽しく過ごした一方で、観光地に住む人の生活というか、そこにある自然・資源を我々観光客

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2019年10月18日(金)

駄目みたいですね。朝は起き上がることできず。午後からようやく活動して紀伊國屋に行く。柴崎友香の文庫で唯一持っていなかった【また会う日まで】とその脇にあった【演劇とその分身】、別館に移動して模造クリスタルの新刊を買って帰って柴崎友香の本を読む。

柴崎友香の小説は何も起こらないと評されがちだがそれは違う、空間と視線と心情の緻密な連動が全てのセンテンスで発生していて読んでいるあいだずっと脳が活性化して

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2019年10月17日(木)

ここ最近の不調の要因のうち最大のものだと思っていた答申会議がようやく終わったものの、まるで気持ちが晴々としないのは如何なものか? 明日は休んでしまうだろうという予感がすごくしているし、これを書いているのは今日と入力すると10月20日(日)と変換される三日後なので、その予感は的中しますよ。
#日記 #エッセイ #コラム #小説 #創作