第1章 プロローグ
「あっ、うんっ、、、おぬしの陰茎、中々っ、良いっ、、具合っじゃっ、、ぞっ!」
咥えることが難しくなったのか、スカートの端を腰に巻き込みながら、女神さまは腰を振る。僕の陰茎に快楽を感じる様子に少しうれしくなる。
せりあがってくる射精感。だが寸前で、エロティア様の動きとまる。
「どうせなら、自分で動いて放った方が気持ちよかろう」
そう言いながら、僕の右手と向かい合ようにエロティア様の左手を握らせる。
左ひざを立て、エロティア様が少し腰を浮かした。
「これが機織茶臼、女の方にあまり体力がない場合でも動ける女性上位なんじゃが、男が下から突き上げるのも楽しいものよ。さあ、男なら突き上げ、わらわを満足させてみせい!」
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エーテルスピラという世界は、「エーテル(Ether)」と「スピラ(Spira)」の言葉から名付けられ、その名の通り魔法の螺旋が全てを巡る場所だ。
ここでは、あらゆる生物、あらゆる物事が精霊の力と深い関わりを持つ。
豊かな緑の木々はその力により育ち、透き通った川はその力で流れ、風はその力で吹き、生物たちはその力を借りて生きる。
その力はエーテルスピラの中心から放たれ、空気を通じて全てに浸透し、螺旋状に広がっていく。
エーテルスピラの風土は多様で、緑豊かな森から広大な草原、静寂な湖から険しい山々、そして広大な海まで、様々な景色が広がっている。
それぞれの地域は、精霊の力を異なる形で受け取り、それぞれ独特の風景と生態系を形成している。これらの自然環境は、精霊の影響を強く受けているため、常に動き、変化し、生命力に溢れている。
そこには深い歴史があり、その歴史は物語とともに展開していく。
点在する古代の遺跡、壁画や遺物からは、かつての人々が精霊魔法と共に生き、その力を使って文化や社会を築いてきたことが窺える。しかし、その全てを理解し、掌握する者は少なく、多くの秘密や未解決の謎が残されている。
エルデン村は、そのエーテルスピラの一部、フェオリア大陸の田舎の集落だ。
村の周りは緑豊かな森に囲まれ、中心には村人たちが「精霊の泉」と呼び、村を豊かにする源だと信じている清らかな泉が湧き出ていた。
人々は精霊魔法と共に生き、自然と共に生き、大地を尊重し、その力を使って農作物を育てたり、家を修理したりする。村の建物は大地に溶け込むように作られ、木と石でできている。これらの素材もまた精霊の力を持つとされ、安全と幸運を村人にもたらすと信じられていた。
村には長い歴史があり、その歴史は古代からの祭りや習慣として受け継がれ、村の中心にある古い井戸や古代の遺跡は、村の歴史と精霊との深い絆を物語っている。
村人たちは祖先から受け継いだ伝統を大切にし、新たな世代に引き継いでいくことで、彼らの知恵と経験が永遠に生き続けることを知っていた。
そこに住むハーフエルフの少女、レイラ・モーニングデュー。
その名の通り、彼女は鮮やかな朝露のような存在だった。
明るいブロンドの髪、緑色の瞳はいつも未来への希望を輝かせている。しかし、その心の中には、ひとつだけ満たされない感情があった。
それは、彼女の幼馴染であり、友人でもあるアイザックへの想い。
彼もまたハーフエルフの青年で、彼のエメラルドグリーンの瞳は知識と理解に満ちている。彼は近くの街に店を構えるの商人の一人息子で、レイラは彼に対して淡い恋心を抱いていた。
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「おはよう、アイザック。」
朝の静寂を破るレイラの声が、柔らかい朝日の下でふわりと広がる。
アイザックが振り返り、「おはよう、レイラ。」と優しく返す。彼の声には安心感があり、レイラの心がほんのり暖かくなる。
目が合った瞬間、レイラは思わずアイザックの手に視線を落とす。その動作には、彼女の心の中で芽生えている淡い恥じらいが滲んでいた。
細くも力強いその手からは、なぜか安心できる優しさが伝わってきた。彼女は、ちょっぴり恥ずかしながらも、その手に触れてみたい衝動に駆られた。
「アイザック、ちょっと…手を貸してもらえる?」
レイラの声は少し控えめで、照れくさい気持ちが見え隠れする。アイザックは彼女の様子を見て微笑み、「もちろん、何があったの?」と優しく尋ねる。
レイラは彼の手をそっと握り、その温もりにふっと安堵感を覚える。その触れ合いに、彼女の心は言葉では言い表せないほどの温かさで満たされた。
「えっと、実は…ただ手を繋ぎたかっただけなの。ごめんね、ありがとう。」
レイラの言葉は恥じらいを含みつつも、二人の間に流れる信頼と感謝がしっかりと込められていた。
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