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物語|詩


「物語」

哀しい結末に怯え閉じてしまう
そんな物語の続きを知りたいと思った

少女には
守らなければならないものがあった
どんなにか恐怖に震えていても
錆び付いてしまった剣だとしても
それを高く振り上げ進むしかなかった

もしも魔法が使えたならと
強き守護神に触れること叶えばと

捲るページに願いをこめ
少女は、また
ひとり浅い眠りのなか夢をみる

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