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アメリカ人の大好きなところ

タイトル通りですが、個人的にアメリカ人の大好きなところをお話しします。

前回似たトピックで書きました。

今回はもう少し深い部分の話かもしれません。

たぶん賛否両論です。
むしろ嫌いだと思う人の方が多いかも?


アメリカ人の大好きなところ

本題です。アメリカ人の大好きなところ、それは、徹底的に個人主義なところです。

言い換えれば、自分の価値観を人に押し付けないところ、あるいは人の価値観を尊重するところ。

日本は「常識」「空気を読む」という言葉が浸透しているように、周囲を配慮する文化が根強いかと思います。

一方、アメリカはそれが薄いように感じます。

つまり自分は自分、人は人。これを表面上だけでなく、体現している文化があると思う。

もちろん日本にもあるかもしれませんが、とはいえ現実は空気を読んで周りに合わせることの方が多いような。


子供の誕生日会

一つ例を挙げます。
最近、子供のクラスメートの誕生日会がありました。

そのうち、

  • 何人かはドタキャン

  • 何人かは通知なく1時間以上遅れて来る

  • 何人か誕生日プレゼントすら持ってこない

という感じでした。ほぼ時間どおりに来て、プレゼント持参してたのはうちともう一組くらい。

どう思いますかこれ?

日本の感覚だとありえなくないですか?

「信じられない!◯◯くんがかわいそう!」、「なんて非常識な親!」と思う人もいるかもしれません。

体感だとアメリカではめちゃくちゃよくある光景です。当然、主催側もなんとも思ってないです。

なので結論全然オッケー。


自分は自分、人は人

で、こっからがポイントで「全然オッケー」なのは、アメリカではそれが常識だから、ではないのです。

もう一度言います。これが常識だから、みんながそうだから全然オッケーなわけではないんです。

そんな常識とかないし、誕生日会に対する姿勢は人それぞれいい、と個々が理解しているから全然オッケーなんです。

「普通ドタキャンは悪いことだ」
「プレゼント持ってこないなんて非常識だ」

っていうのはあくまで個人の価値観。これを相手に押し付けるのは、アメリカでは結構リスクがでかい。主張したところで、

常識ってなに?
あなたの普通とかしらん
わたしはあなたと違うだけ
それ以上でもそれ以下でもない

ってなるから。常識を盾に優位には決してなれなくて、That's just your opinion.(それはあなたの意見でしょ)って言われたらなんにも言えない。

それでもなお自分の正当性を主張したいなら、究極訴訟するしかない。
常識も同調圧力も利用することは残念ながらできない。

逆に言えば、自分が変わった意見を持とうが、非常識で変な癖があろうが、認めてくれる傾向にあります。

まさに多人種、多文化社会ならでは世界w


なぜ常識が日本ほど定まらないのか?

この理由の一つが、多文化社会にあります。

例えば「ドタキャン」一つとってもそう。

日本の感覚だと、どっからどう見てもドタキャンする方が悪い。それが常識だと思います。

でも、海外だと必ずしもそうとは限らない。

例えば一部南米の文化で、家族との時間が最も大事という文化があります。家族愛がとても強い。

仮に家族と過ごす時間が長引いたため、別の約束をドタキャンしたとする。
そうなると「家族といたんだからしょうがないよね」となるんです。 少なくとも「なんて非常識なやつだ!」とはならない。

アメリカは多民族国家で、南米の人もたくさんいます。

ちなみに、僕が 単身渡米して一番最初にシェアした家のルームメートの国籍はこんな感じ。

  • コロンビア

  • イラン

  • アルゼンチン

  • グアテマラ

  • ドミニカ

  • トルコ

アメリカに来たはずが、3日に1度くらいは自分がどこの国にいるのかわからなくなりました。

たった1つの民族の、1文化を切り取ってもこんな状況なんで、常識を固定できるわけがないんですよね。


相性の問題

こういう文化、あなたは好きですか?嫌いですか?

これは正解不正解という話じゃない。単純に好きか嫌いかでいいと思います。

周りに合わせるのが苦手で空気の読めない自分には合っていたようで、もちろんメリデメはいくらでもあるんだけど、個人的にはこの文化が大好きです。

こういう感覚に少なくとも共感できるのであれば、あなたは海外(少なくともアメリカ)とは相性良いかも!?


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