かんじい
駆け出しはレコードレーベル。まだCDではなく塩化ビニールから音が出ていた。
レーベルが…
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降ったり、止んでみたり、そんな午後のラーメン。
目に付いたもの、POM、POM、放り込んでインスタントラーメン頬張ってる。
もやし食んで、こんな歌浮かべて、もう雨は行ってしまったし、
もうすぐ、帰ってくる人もいる。
味噌味の袋ラーメン、ご馳走様でした。
原作を拾い読みする。気になるフレーズ、言葉に出くわしたら本訳本を開いてみる。『青い野を歩く』、そんな風に読めたらいいだろうなぁ...
今のところ、そんなことは夢のまた夢。精進あるのみ!
翻訳者の岩本正恵さんは、表題の「Walk the Blue Fields」についてこう書かれている。
夕闇が迫る風景を「青」と表現することで、静けさや寂しさ、自然との一体感、非日常的な予感まで伝えています。青い野を横切る一頭の子羊というなにげない光景は、静かな救いをもたらします。
なるほど、シンプルに「青」か、永遠とつながる夕暮れの青
最も危険な国のラム・ソーダが花冷えの夜とぼくらをゆっくり溶かしていった。
三十年来の友だち。
彼女とは、昨年、長崎の五島列島を旅した。
もともと、家人の仕事仲間。毎晩のように飲み歩いた酒友(磯自慢ではありません)。
家人の誕生祝に一献と、ぼくらのホームグラウンド「月島」で待ち合わせ。
まずはお鮨と日本酒の冷や、芋焼酎のソーダ割り。
握りが食べたくて通うお鮨屋さんの握りで〆て、さて、どこに行こう。
塩ビレコードから流れてくる心地よい音楽、美味くておもしろいラム、バ
『バースデイ・ストーリーズ』は、村上さんが選んだ十二の短編と村上さん書き下ろしの一作が収録されたアンソロジーだが、村上さんのペンによる作家たちの紹介が、やっぱり“村上さん”で、「訳者あとがき」などどう読んでも逸品のエッセイで、丸ごと、一冊、村上春樹による十三の誕生日物語なのだ。
まったくその存在を知らなかったクレア・キーガンを、図書館のサイトで検索すると『青い野を歩く』と『バースデイ・ストーリーズ』の二冊が現れた。
彼女のことをどうやって知ったのか、どうも思い出せない。たぶん書評系サイトかなんかだったと思うが忘れてしまった。彼女がアイルランドの作家で、アメリカで小説を勉強し、若くして欧米の文学界で高く評価され、今は、都会では暮らせないと、アイルランドの海辺の田舎町で犬と