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【就職】「変な話」で何度も採用された話【面談】

ふと思い出したので、ちょこっと雑記。
プロじゃなくても芸は身を助ける、というお話。

「何か特技はありますか?」

アルバイトや就職の面接で聞かれるベタな質問ですが、あなたなら何と答えますか?

本当に仕事に使えそうな特技を確認されているのか、人間性を問われているのか、単純に雰囲気を和らげようとしてくれてるのか…いろいろ考えちゃいますよね。

一般的にはどんな回答がお手本とされてるのかなーと思い、ヤホーで調べてみたところ、

・人の名前や顔を覚えること
・スポーツ
・掃除
・早起き
・外国語

…というような感じになっているようです。
超無難だな!とか思ってしまいがちですが、なんとか面接官さんに好印象を与えたいところなので、そりゃそうかってな感じですね。

ビルが面接官の場合は別の返答を

例に漏れず、僕もこれまでに何度か就職面談のようなものを受けたことがありますが、「何か特技はありますか?」と尋ねられる度に、

「特技と言えるかはわかりませんが…、いつ話を振られてもいいように、変な話のネタを常時5つストックしてます

と答えていました。
まぁ必然と「なんだこのデブ?」という顔をされるわけですが、

ある時は「友達が冷蔵庫に縦笛を入れていた理由」というエピソードを話し、

またある時は「未知の扉をノックする~ニューハーフのお姉さん?とイイ感じになった」という(noteでは書けない)エピソードを話し、

またまたある時は「FBIもたぶん知らない~日本で●●●●●●●●●●●●●」という(noteでは絶対に書けない)エピソードを話して、採用を勝ち取ったことがあります。

ちなみにこれらのエピソードはすべて、自分で体験した実話です。

今から考えれば、それで採用してくれた面接官の方もちょっとおかしかったと思いますが(失礼)、「このデブ、なんか面白いことをしてくれそう」という期待はされたようです。

無事、ビルに採用してもらいました

まさに変なエピソードが身を助けたという話ですが、こういう話のネタは少しでもストックしとくと何かと役に立つことがあるかもしれません。

「いやいや、そんな変なエピソードねぇわ!」と思われるかもしれませんが、自身の過去の失敗談なんかはストックしておくといいかもです。ポイントは話しやすいサイズに整理してまとめておくことです。

さすがに就職面談ではかなりの変化球となりますのであまりオススメはできませんが、ふと話題に困ったときや友達と飲みに行ったとき、気になるあの子とのお食事中なんかには結構役に立ちます。

しかし、披露するネタのチョイスには最大限の注意を払ってください。

その場の雰囲気や空気感、相手の様子や好みなんかを慎重に見極める必要があります。

ただ面白いのが、それがギリギリであればギリギリであるほど効果を発揮するということ。

僕もまさか就職面談でニューハーフのお姉さんとの話をするとは思いませんでしたが、お相手がにこやかな面接官さんで、自分にかなり興味を持ってくれてそうだったので、雰囲気がギリッギリ保てそうな激しめのネタを放り込ませてもらいました。いや、やっぱり完全にアウトだったような気がします。

結局、その面接官の方から面接中にも関わらず「もうこのまま一緒に昼飯いっちゃいませんか?」と言われて、飯を食いながら採用を約束されたのは良い思い出です。

何か失敗してしまったり、被害を被ってしまったときは結構暗い気持ちになってしまいますが、こうして「変なエピソードをネタにする」という考えがいつも頭の中にあれば、多少のことも笑って幸せに過ごせたりするもんです。

ちなみに僕が今通っている歯医者さんはすんげー下手で、顔に水をこぼされたり、唇をピンセットでつままれたりするんですが、何かと面白いネタを提供してくれるのでしっかり通い続けています。(重度のエピソード中毒)

それではこれからも失敗をネタに、笑っていきましょう!

かぼちゃ


おまけ

とある芸人さんの生配信を見ていた時、コメント欄で視聴者同士のケンカが起こってしまいました。

「愛のあるコメントで仲裁してあげてください!そのコメントは読み上げます!」

と配信していた芸人さんが呼びかけたところ、選ばれたコメントは、

「お前、俺の船に乗らないか」

でした。

そのワードセンスに脱帽&嫉妬しました。


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