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私のはなしで、誰かに柔らな気持ちになってもらえたら。 精神疾患と付き合いつつ、NZ、O…

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私のはなしで、誰かに柔らな気持ちになってもらえたら。 精神疾患と付き合いつつ、NZ、OZワーホリしてました。将来の夢は鶏とヤギを育てて暮らすこと。

最近の記事

意味を必要とするということ。

おひさしぶりです。 ふと思い出してなにかを投稿しようと思いました。 そして下書きをチラ見したら書き上げた何かを見つけたので、そのままぽんと投稿してみようと思います。 書いたのはどうやら昨年の9月初旬。8ヶ月前の私は今の私とは少し違うかもしれません。 でも大部分は変わらないですし、でも違うので面白いなと思い読みました。 それではどうぞ。 いま私がこうしてなにか私について書いて、公表をしてみようかと思うことは、なんの意味があるのだろうか。 何か書いてみたいと思った私が最初に思

    • 自分を傷つけるのにカッターはいらない

      自傷癖というとカッターナイフを使って体を傷つけるのを想像する人も多いのではないだろうか。リストカット(および体を切る行為)はなにかよく覚えてないが、なにか分泌されるような話も聞くしそういう感覚が味わえるのかもしれない。 でももちろんそれだけじゃない。死にたくて傷つけるのでないのなら、自分を傷つける方法なんていくらでもある。 私にもやめられない癖がある。 私の病気が発覚したのは手の甲から肘まで、爪を立てたあとだらけになったから。回数は減ったけれど、それはいまでもやめられな

      • 青がきれいな国に恋をした。1

        東京に住んでいても、せいせいするような青空なんかにお目にかかることなんてありません。建物が高くて空は狭く、もやが掛かるようなくすんだ青。それが私にとっての、私の住む場所の空。 自然を知って自然を愛するようになった都会っ子には、よく知るはずの空がとても残念なものに見えています。顔をあげると、思わずため息が出るような深い青、木々の鮮やかな緑、勇ましいまでの岩肌。そういうものがある生活が恋しいなあ、と落胆のため息が出てくることもしばしば。 自然を知らなかった私を変えたのは、私が

        • 死にたいと言えるようになりました。

          できるだけ継続して書くということをしたかったけれど、存外簡単なことではないのだと思い知りました。何分調子が悪かったり、働いてはくたびれてみたりという日が続いていたのもので、なんて言い訳をしてみます。 家族は好きだけれど実家住まいの私はその分気も使うもので、4連休の疲れが出たのか、今日も若干くたびれつつ、ひさしぶりにまた何かを書くことにしました。 このnote、好きに書き散らかす、というのを目標にしたいので、書いたり書かなかったり、宇宙人に自分を語るという体でやったりやらな

        意味を必要とするということ。

        • 自分を傷つけるのにカッターはいらない

        • 青がきれいな国に恋をした。1

        • 死にたいと言えるようになりました。

          宇宙人への手紙②私は自分が何者なのかを知って、生き方を学べるようになる。

          はじめに:こちらは宇宙人からもらった手紙の返事として私のはなしをしていく、というスタイルで書くエッセイみたいなものです。(この文句あと何回かだけ冒頭に置きますね。) __ こんにちは。こちらは少しだけ涼しい朝を迎えました。夏は得意ではないので、はやく涼しくなってほしいものですが、秋の長雨はご勘弁願いたい、なんてわがままですね。 さて、今回は私を語る上で避けては通れない、病気について話してみようと思います。 私は私の病気がなんであるか13年知らないまま、正体不明なそれと付

          宇宙人への手紙②私は自分が何者なのかを知って、生き方を学べるようになる。

          宇宙人への手紙①年齢はただのナンバーらしい。

          はじめに:こちらは宇宙人からもらった手紙の返事として私のはなしをしていく、というスタイルで書くエッセイみたいなものです。 __ はじめまして。これを読まれているあなたはいかがお過ごしですか…と書くのも良くないのでしょうね。独り言です。 これからこれを読むあなたに私のことを知ってもらおうと思います。あなたがここから何を感じるのか、私にはわかりません。でも役に立てるなら、少しずつ私のはなしをしてみます。 まずはじめは、年齢の話をば。 私は30歳の誕生日を迎えたばかりです。

          宇宙人への手紙①年齢はただのナンバーらしい。

          宇宙人からの手紙①太陽系小惑星のひとつからあなたへ依頼があります。

          はじめまして。私はあなたたちのいう太陽系の小惑星の1つに住んでいる高度知的生命体です。 これを読んでいるあなたはさぞ驚かれていることでしょう。なんの悪戯かと思っているかもしれません。ですが、これは悪戯ではありません。 この手紙は、あなたとわれわれの仲間のみに見えるよう細工を施してあります。文字はあなたのもっとも快適な言語に見えるようになっています。 不信に思われたならこれを他者に見せてください。これを他者が読めた場合、それは私たちの調査隊であるか、この手紙が嘘であるかで

          宇宙人からの手紙①太陽系小惑星のひとつからあなたへ依頼があります。

          そのひとことで私の一週間は肯定された。

          待ちに待った時間だった。白で蓋をされた黄金色の液体が満ちたコップが二つ。高い音を奏でて、中身はゆれる。そのままぐいとコップをあおる。するすると喉を通り過ぎ、それは身体に染み渡るような気さえする。 なんだかとても安心した。 26歳になる年を、私はいつものように正月のおせちと雑煮に舌鼓を打ち、酒を飲みながら、家族の時間で始めた。食事の支度と後片付け以外は何もせず、一日中そうして過ごす。ああ、太ってしまう、なんて思いながらも、私の手は止まらない。一年の中でも罪悪感なくこんなこと

          そのひとことで私の一週間は肯定された。

          続・はじめましてのごあいさつ。

          突然ですが、今これを読んでくださってるそこのあなた、心の中でひとことおめでとうをくださいませんか。 今日が記念すべき、私の30回目の誕生日なのです。 誕生日が好きではなかった私ですが(この辺はまたいつか)、死にたい死にたいと何度も強く思ったにもかかわらず、無事に20代を切り抜け、30代を迎えるようです。いまでもしょっちゅう死にたくはなるのですが、まあまあ、落ち着いているときは、死なんでよかったなと思う次第です。 そんな私の #自己紹介 をもう一回続けさせていただきたいと

          続・はじめましてのごあいさつ。

          はじめましてのごあいさつ。

          はじめに。ひさかたぶりに「書く」ということをしたくなりました。しかし何を書こうかとしばらく悩み、日の目を見ないかもしれない文章を少し作った後に首をかしげ、このベタな #自己紹介 という内容をまずはやってみよう、と今キーボードを打っています。 私はなにものでもありません。とはいえ、一般的と言うにも外れた、明日30歳を向える人間です。 そんな私がなにか書くことが出来るのかと考えたとき、私は私について少しばかり何か書けるのではないかと思いました。 ここでは17歳ごろからの話を

          はじめましてのごあいさつ。