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初めての外国人採用での学習~総括~


はじめに総括

会社規模により、もちろん、その外国人雇用の規模はもちろん違ってきますが、私自身は、自社の外国人採用に失敗しても、今、これから、上手くいくためにどうするかだけを考えて、当たり前に受け止めるしかなく、自分自身とメンバーの寛容さの重要性を意識して来ました。

本当は、事前に、失敗することを考えないからだとも思います。

実際は、仕事上の相談を新たに受ける、企業様や外国人就労希望者本人から、採用が上手くいかなくてどうしたら良いか?ということが、きっかけで外国人就労者支援活動の受注になることが多いのです。

そこを、よく考えてみると、
採用が上手くいかなくてどうしたら良いか?
そうなならないためにどうしたら良いか?
そうなってしまったときにどうしたら良いのか?
そこに、思い悩みがあり、
日本の社会が求めているのだとも考えました。


はじめての外国人採用が上手くいくように、
🔵”失敗した”と考えらる要素にどんなことがあるのか?
🔵上手くいかなかったとなる場面ではどう対処したら良いのか?
🔵そこに、注力して解説しないと、読んで頂く方の役には立たないのではないか?
🔵予防策と失敗後の対応策について
整理して、お伝えしたい。。。そう考えました。

再び、長くなるので、連載して考察してきたいと思います。

1.ビジネスニーズの評価

まず、外国人労働者を雇用する必要性その理由を明確にします。これには、特定のスキルセットが必要なため、または多文化的な視点をビジネスに取り入れたいためなどが含まれます。もちろん、生産現場での人員の不足は大きく収益性を損ない、機会損失を生んでしまいますので、中小企業にとっては、高い賃金の日本人従業員の退職勧奨に繋がったり、事業承継をも不利な状況に追い込まれることも大きな要因で、外国人採用を決断する大きな理由ともなっています。

2.外国人採用の際に最も一般的な失敗点は以下のようなものが挙げられます

1.不十分なビザ・労働許可の調査

法的な手続きやビザの種類について、自社の内製化が、出来ていないため、理解が不充分となり、十分な調査をしないことが、後で大きな問題を引き起こす可能性があります。

2.文化的な違いの誤解

文化的な違いを理解せず、そのまま一般的なマネジメント手法を適用することは、しばしば問題を引き起こします。

3.不適切なオンボーディング

新しい環境と文化に適応するための十分なサポートや研修がない場合、外国人社員の定着率が低くなる可能性があります。

4.コミュニケーションの不足

言語の壁や文化的な違いからくるコミュニケーションの不足は、業績にも影響を与える可能性があります。

5.期待値の不一致

採用時に明確な期待値を設定していないと、後で業績評価やプロモーション、報酬に関する問題が生じる可能性があります。

6.ダイバーシティとインクルージョンの欠如

多様性を受け入れる文化がない場合、外国人社員が十分に能力を発揮できない可能性があります。これが、社内の文化が原因なのか?地域社会の文化に問題があるのか?分析が必要になります。

6.最後に

外国人を初めて雇用する際は、事前の計画と準備が重要です。
しかし、上手くいかなかった場合でも、どうその失敗をチャンスに変えていくのか?そのことを見ていきたいと思います。

次回以降には、「1.不十分なビザ・労働許可の調査」から順次、わかりやすく、解説していきます。追加の事項に気が付き次第、そのことも加えていきたいです。

日本は、将来の日本の社会のために、
より良いしくみを構築できるはずです。

お読みいただき、本当にありがとうございます。



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