＼吉田羊さんの話し方のコツ／

吉田羊さんといえば、知的でちょっとカッコいい感じの演技派女優さんですよね。

美人さんな上に、主役はもちろん脇役としても、演技の深みや味わいがあります。

「光る君へ」にも出演されていますが、
私のイメージは、木村拓哉さん主演の「ヒーロー」かな。

①早口で話す

最近、吉田羊さんが出演されているバラエティやインタビューを拝見していて気づいた事があります。

彼女はとても早口。

あれ？って思ったんです。
羊(ひつじ＝よう)っていうお名前から、すごく柔らかい優しいイメージもありました。

ところが実際の話を聞いていると、結構速い。
私のように話す仕事の者が「速いな」と思うほどです。

口が速い方っていうのは、当然頭の回転も速いんですね。

②声の音の低さ

なぜ、知性派の吉田羊さんが、早口な印象を持たれていないのか。
秘密は、少し音が低いこと。

↘️「そうですか。それは嬉しいですね。」
少し低いトーンで話しています。

「早口＋低い声」
この2つがセットになっていると、非常に知性派に見えるんです。

吉田羊さん自身が、どういう性格かは分かりません。

しかし低い声、しかも早口で話すことができると、落ち着いて、知的な印象が出てきます。

③ニュースキャスターの話し方

私自身は講座の中で、速い・遅い話し方や高い・低い声、色々な話し方を指導しています。

【音が低くてスピードが速い】
実はこれ、ニュースキャスターの話し方です。

例えば、非常に深刻なニュースが起こった場合
「先ほど20時32分頃、大阪地方を中心に地震が発生しました。」

とハイスピードかつ低いトーンで深刻な状況を伝えます。

「今日はぁ〜〇〇でぇ〜災害がありました。」
のようにゆっくりな話し方は絶対にしません。

④高い声と低い声

私たち放送を出す側の人間からすると、何かの謝罪、事件や事故、深刻な話題の時は、やはり声のトーンを下げてお伝えします。

高い声は、人の感情を逆なですることがあります。
深刻な時に使ってしまうと、人の感情を逆なでしてしまうので、逆効果なんですね。

逆に賑やかなイベントの司会の時は、高い声から出します。
↗️「みんな、今日は来てくれて本当にありがとう！」のように高く発声する。
このように、声の高さと話すスピードは、その場に合わせたものを使うのが鉄則。

「子供っぽく聞こえるのが、私の悩みなんです。」
このお悩みの方はすごく多いですが、お悩みの方はもちろん、特に「声の高さ・話すスピード」を意識したことがない方もみなさんも

・意外と早口
・かっこいい低音ボイス。

を取り入れてみてくださいね。
あなたの魅力に、さらに知的な印象が加わります。

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