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お金がなくなる恐怖心

こんばんは。創造系不動産の高橋寿太郎です。『建築と不動産のあいだ』をあらためて読み直してみると、こんなことを書いたっけな〜? というのがけっこうあります!

−クリエイティブで賢い建て主は、本当は自分たち家族や企業にあった「幸せの形・理想の形」を追い求めようとスタートラインに立つのですが、お金の疑問は「お金の不安」となり、建て主の伴走者としてぴったり真横にくっついてきます。(P.33)

それを払拭するため、建築家+創造系不動産は、住宅を建てたいクライアントに出会ったとき、まず徹底してお金の話をします。貯金、借金、年収、家計、学費、相続、介護費、年金、投資、資産形成、現物資産と金融資産、インフレとデフレ、などなど。お金の話がてんこ盛り!

そうして気付くことは、ほとんどの人が【お金の不安】に支配されていて、【お金の不安】から逃れるために、【お金の不安】が動機で、家づくりも行動してること。口にはだせないんだけど。でもぶっちゃけ僕もそうです。会社の投資や雇用を躊躇するとき、新しい可能性を前にすくんじゃうとき、また経営判断を誤るとき。また多くの人にとって、独立起業を躊躇させるとき。

でも最初からお金のことが詳しいひとって、ぜったいいません。だって誰も教えてくれないし。友達ともなんとなくお金の会話はしづらい、ってゆーか恥ずかしい。本屋さんでもタイトルから中身から、怪しいのが多いし。ちょっとした知識差で顧客の不安を誘導するような悪い業者もいっぱい。僕もたった10年前の30代前半のころはお金のことはぜんぜん興味もなかったし、新聞も読んだことなかったよ^ ^

でも、あるお金に長けた知恵のあるひとは、まずは、何かあっても良いように、不動産投資などで不労所得を作って、セーフティネットを作りなさい、といいます。なるほど〜。

また、ある人間力豊かな勇敢なひとは、むしろ、その恐怖を跳ね除ける精神力が大事だよ、と言います。そ、その通りかも…!

ある人は、そもそも欲求を減らすことで幸せになる、と言ったのは仏教のエライ方でした…。ありがたや…。でも確かにお金をたくさんもってるか、もってないか、突き詰めて行くと幸せ度とは関係なさそう。

むむ…どれも正解ぽい。これを克服すれば、けっこう無敵かも。でも僕はまだ克服できていません。若い時は、貯金なんてまったくなくて借金だらけでも、まるで心配してなかったのにww
小金をもつと逆に怖くなるのは、次にみんなが例外なく通る道!

でもお金は実はクリエイティブです。そのお金の奇妙な磁力から放たれる経営者たちの言葉は、おもしろい!僕もそうなりたいものです。

だから弱音を吐いている時間が惜しい。経営の「終わり」はキャッシュが尽きるとき! とーぜん! そしてその恐怖心たるやすごいもの。この伴走者が判断を誤らせる最大の要因。ピンチは自分を成長させる最大のチャーンス!常に乗り越えるぞ、知恵と勇気で ^ ^

建築と不動産のあいだに壁があるように、常に自分とそれ以外のものに壁を作ってしまうのは普通のこと。壁とは、認識の枠組み、定義、立場に関係する創造系不動産スクールのテーマ。そこでもお金についてテーマに選ぶひとはパラパラいます。

建築の世界観やビジネスモデルも、変わらないようで、日本に登場してから、つねに周辺業界やテクノロジーの変化によって、分岐と収斂を繰り返しています。かつての巨匠たちも常に変化の渦中にいたはずです。いまもきっとそうですね。

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