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ビリー
2022年1月2日 12:13
このページ、ビリーのnoteは、文章はもちろ、写真、イラストまで、すべて、ビリーと名乗る僕の手によるものになります。 ささやかではありますが、著作もあります。 文章に関しましては、小説、詩、エッセイというかたちで掲載していますが、フリーペーパーなどのインタビュー記事、コラム執筆などの経験もあり、いくつかの文体を書き分けることができると思います。 イラストは、某地方機関紙の表紙画の担当
2022年1月14日 12:03
弧を描く、視線の先はゆるいカーブで淡い緑の、どこまでも続いてく、そんな錯覚くり返す、幼いころに幻視した、胸のなかに宿る光景、ずいぶん長く歩いてた、もう足跡は手繰れない、羊たちを連れてきた、四季と未知を塗り替えた、祈りと願いはささやかに、今日を静かに過ごすこと、健やかなる日が目覚めたころにもありますように、街はどこも文明に充ち、享受してると人々は、どこかそれは操りの、使い棄ての
2022年1月13日 12:11
黄土には緑が生えて、点々ながら白い蕾も、眼を閉じ開ける、暮れ明ける、刻は常に生くと逝く、かの地は焼土に焦土にされた、裸にされた森は東に、焼けた砂が風に捲かれて、羊たちはもういない、いつかはまた緑が映える、それを祈る彼は牧童、けれどそのとき咲くはずの、花の色を知るほどに、人は長く生きてはいない、幼いながら識る超然、目の前には途上の草原、混じる白髪と蒼い軟毛、途中で切れた首