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#詩

【韓国語訳】분실물 なくしもの

【韓国語訳】분실물 なくしもの

분실물 

아이 신발을 잃어 버렸다.
안고 있었는데 눈치 채지 못했다.
한쪽만
어느 샌가 발에서 벗겨져서 그만

물건을 잃어버리면
아이보다 어른이 더 당황하여 울고 싶어지는 것은 왜일까?

아이는 신경을 안쓴다
신발이 한쪽만 신겨져 있든
비옷 주머니가 없어지든
금방 잊어버리고 놀기에만 바쁘다.

부모만이 언제까지나 계속 잃어버린 물건을 생각한다.
마치 아이

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詩が書けた、だから今日はいい日。

詩が書けた、だから今日はいい日。

歯が抜けた日。
家族でピザを食べに行った日。
こわい夢をみた日。

子どもの頃は、毎日がいろどり豊かで、
それでいて次の日になると忘れてしまっていた。

大人になると特別な日をみつけるのは自分次第。
「詩が書けた、だから今日はいい日」ということにしておいてもいい。



「エッジ」

いびつな軌道を描いて
生は進行する
近づいているのか
遠のいているのか
たいていはそんなことに無自覚に
生活は進

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シーユーネクストタイム!(See you next time!)

シーユーネクストタイム!(See you next time!)

冬になりかけのある日、散歩の途中で植え込みをみると、小さなつぼみがついていた。
それは、
花になる前の 花のかたち
春になる前の 春のかたち

終わっているようにみえて すでに始まっているものがある
終わりが始まりなんてことは
近頃では歌謡曲でも言っていることだが
ちかごろではかようきょくでもいっている
チカゴロデハ カヨウ
水曜、父の意識が混濁しはじめた。
木曜、母の名前で私を繰り返し、呼ぶ。

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夜明け前 23/12/20

夜明け前 23/12/20

夜明け前がいちばん暗いのは
君が目を閉じているから
おそれないで

今日の詩 5/1/21

長く住んでいた街には
古い寺があり
参道は背の高い木々で縁取られていた

久々に訪れた街は
新しい道ができるという名目で
木が抜かれている

崩壊していく地図
通学路がなくなる
と同時に
私が小学校に通った
という記憶も断ち切られていく

受取人のない感情をつれて
どの街にもあるコーヒーショップでコーヒーを飲んだ
味は見事にうまくもまずくもなかった

それから
どの駅といわれてもそんな気がする駅の

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日々の詩 19/12/20

日々の詩 19/12/20

これから
先の見えない季節がはじまる

木々は葉を落とし 世界は色を失い
生き物の気配は森にはない

ふと名を呼ばれた気がして顔をあげると
角の家のろう梅が咲いていた

冬至もまだなのに
もう
次の季節の準備は始まっている

絵本「こんとあき」から「じゅもん」という詩が書けた背景

絵本「こんとあき」から「じゅもん」という詩が書けた背景

まず、はじめに詩を読んでください。
「じゅもん」という題名の詩です。



じゅもん

だいじょうぶ だいじょうぶ
でもほんとはだいじょうぶじゃない
砂丘を超えてゆく おばあちゃんの家
(あそこまでたどりつけば、もうほんとうにだいじょうぶ)

だいじょうぶ にはふたつある
ほんとにだいじょうぶな だいじょうぶ
だいじょうぶじゃなくてもだいじょうぶな だいじょうぶ

しっかりとおなかの下の方にちか

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鍋を磨く

鍋を磨く

彼女からの連絡が途絶えて久しい
月は欠けきったのち、また肥えはじめた
わたしの髪は伸び
きっと彼女も美容院にはまだ行っていない

鍋を磨く
味噌を溶いたり
玉子を茹でたり
キャベツを蒸したり
そうして生活に寄り添った結果
不本意ながら真っ黒なコゲを身にまとった
我が家の鍋

鍋を磨く
たぶん明日も生きているだろう
生きているからには米を炊き
汁を用意することが必要になる

鍋を磨く
彼女の米を炊き

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春の詩

春の詩

スプリングと英語で言うけれど
春は弾む季節ではない
春は弾け飛ぶ季節だ
それまで信じてきたものや
価値があるとされてきたもの
すべてが弾け飛ぶ
誰かの大きな人差し指で
ビヨーーーンと
彼方まで飛ばされる
既存のものにしがみついてきたものたちは大騒ぎするが
おそれることはない
しがみついてもむだだ
いっそ遠くの遠くまで運ばれてしまうのもいい
そして着地した場所で重力を取り戻すのだ

春に降伏せよ

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川に行くなら、今

川に行くなら、今

どんなに高く上がっても
いつかそれは落ちてくる
思っているよりずっと
夏は短い

桜の木は早々に葉を落とし
女郎蜘蛛は居住まいを正す
月はまた欠け始め
風が湿度を奪っていく

川に行くなら、今

存在と可能性という名のパン屋

存在と可能性という名のパン屋

ベッカライ
エクジステンス
ウント
ムェークリヒカイト

意味はないよ
この店名に

朝が来た
焼き上がったパンの香りが部屋を満たす
さあ店を開けよう

おそれていたことは起きない
すべての可能性がある
死なない
以外の

実家で見たアルバムのなか
過去のわたしに娘はそっくりだ
そしてあなたにわたしは

こんなにも脈々とあなたたちから血はわたしへと流れ
そしてこんなにもわたしはあなたたちのこと

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そしてそのように
ヒトは歩いてきたのか
足音をたてず
足跡を残し
土踏まずを光らせて

ふるえる心を抱いて
転がしていく
わたしたちはみず
ふるふるとふるえる たま

ふるえる心を抱いたままゆけ
そのまま 転がり続けてゆけ

そして誰もいなくなった

もしも私がひとりで暮らしていたら
夜通し本を読んで
夜明けと共に眠り
寝床で菓子パンをかじり
コーヒーをこぼして 怒り
それから笑って洗濯機にシーツをほうり込む
机にしばらく向かい
飽きたら立ってのびをする
うたを歌う
ひとりで踊る
窓の外の雨を見て
今日は出かけない日と決める
あの頃は
雨でも風でも自転車の
後ろに子を乗せどこへでも
出かけていったな、
ということは
記憶の彼方に薄れてゆく
日は

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街を見下ろす丘に住んでいた頃のこと

帰りたいな、といつも思っていた。
目の前ですやすや眠る生き物をぼんやり眺めながら
帰りたいな、と思っていた。
どこにかはわからなかった。
電車で一時間ちょっとの距離にある実家は、帰るたびに私の居場所はないと思わされる場所になっていった。
2日もいると、いい加減に帰りなさいと言われて、おとなしく従った。

最寄りの駅につくと、足は重たくなった。
団地は坂の上にあった。
家に近づいているのに、遠くとお

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