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#詩
【韓国語訳】분실물 なくしもの
분실물
아이 신발을 잃어 버렸다.
안고 있었는데 눈치 채지 못했다.
한쪽만
어느 샌가 발에서 벗겨져서 그만
물건을 잃어버리면
아이보다 어른이 더 당황하여 울고 싶어지는 것은 왜일까?
아이는 신경을 안쓴다
신발이 한쪽만 신겨져 있든
비옷 주머니가 없어지든
금방 잊어버리고 놀기에만 바쁘다.
부모만이 언제까지나 계속 잃어버린 물건을 생각한다.
마치 아이
詩が書けた、だから今日はいい日。
歯が抜けた日。
家族でピザを食べに行った日。
こわい夢をみた日。
子どもの頃は、毎日がいろどり豊かで、
それでいて次の日になると忘れてしまっていた。
大人になると特別な日をみつけるのは自分次第。
「詩が書けた、だから今日はいい日」ということにしておいてもいい。
*
「エッジ」
いびつな軌道を描いて
生は進行する
近づいているのか
遠のいているのか
たいていはそんなことに無自覚に
生活は進
今日の詩 5/1/21
長く住んでいた街には
古い寺があり
参道は背の高い木々で縁取られていた
久々に訪れた街は
新しい道ができるという名目で
木が抜かれている
崩壊していく地図
通学路がなくなる
と同時に
私が小学校に通った
という記憶も断ち切られていく
受取人のない感情をつれて
どの街にもあるコーヒーショップでコーヒーを飲んだ
味は見事にうまくもまずくもなかった
それから
どの駅といわれてもそんな気がする駅の
日々の詩 19/12/20
これから
先の見えない季節がはじまる
木々は葉を落とし 世界は色を失い
生き物の気配は森にはない
ふと名を呼ばれた気がして顔をあげると
角の家のろう梅が咲いていた
冬至もまだなのに
もう
次の季節の準備は始まっている
存在と可能性という名のパン屋
ベッカライ
エクジステンス
ウント
ムェークリヒカイト
意味はないよ
この店名に
朝が来た
焼き上がったパンの香りが部屋を満たす
さあ店を開けよう
おそれていたことは起きない
すべての可能性がある
死なない
以外の
実家で見たアルバムのなか
過去のわたしに娘はそっくりだ
そしてあなたにわたしは
こんなにも脈々とあなたたちから血はわたしへと流れ
そしてこんなにもわたしはあなたたちのこと
そして誰もいなくなった
もしも私がひとりで暮らしていたら
夜通し本を読んで
夜明けと共に眠り
寝床で菓子パンをかじり
コーヒーをこぼして 怒り
それから笑って洗濯機にシーツをほうり込む
机にしばらく向かい
飽きたら立ってのびをする
うたを歌う
ひとりで踊る
窓の外の雨を見て
今日は出かけない日と決める
あの頃は
雨でも風でも自転車の
後ろに子を乗せどこへでも
出かけていったな、
ということは
記憶の彼方に薄れてゆく
日は