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【書く】文章の極意は、ビジュアル映えること?

赤ちゃんとラーメンと犬。

これはテレビ業界で、
視聴率に困ったらこれに頼るべし!
という3大要素でした。

赤ちゃん番組。
ラーメン番組。
犬番組。

今なら、
赤ちゃん番組は、
初めてのお遣い番組や
大家族番組などでしょうか。

ラーメン番組は、
グルメ番組ということですね。
その最たるものがラーメン番組。

犬番組は、
今なら犬&猫番組ですね。

どれも、
エヂカラが強くて親しみやすい
という共通点がありますね。

エヂカラ。
絵力。
ビジュアル力。

これはエッセイでも大切な要素ですね。

向田邦子さんがまさにそうでした。
脚本家だからでしょう、
エッセイも、
光景が目に浮かぶよう、
鮮やかな描写が展開されています。
   
いや、向田邦子さんだけでは
ないですね。
人気が出るエッセイストは 
みんな、ビジュアル的な描写が
うまく書いているんですよね。

逆に、
思い込みの強い心理描写や
数字、数値の説明が並ぶ文章は
読みたくないですものね。

人に、文章を見せられ、
なんだか硬いなあ、と感じる時は、
絵が浮かぶ段落は 
もっと強調したほうがいいよと
アドバイスすることにしています。

そうしたら、やっぱり
わかりやすくなる。
頭に入りやすくなる。
共感しやすくなる。

そうやって、
絵が浮かぶ場面を
熱くアピールすれば、
絵が浮かばない退屈だった場面は
何度か書き直して行く中で
自然と削れていくんです。

絵が浮かばない文章はダメ!
ということですね。

ウワオ!
私がふだん書いてる 
小説や文学の話なんて
ビジュアル要素はまるでない…?
やばいじゃないですか?

だからかあ、
最近、ちょくちょく、
ビュー数やスキ数が
酷い場合があり、 
今までは原因が 
わかってなかったんですが、
そうかあ、 
人のエッセイの添削話を
エラそうにしながら、
文章の極意がわかっていなかった。
(笑)いや、(汗)だ。

文学の話を書く時にも、
絵が浮かぶように書いていかねば!
なかなか、難しいぞ。
でも、そんな時は、
向田邦子さんを読み返そう。

追伸
『ツマミになる話』という
トーク番組で、
音痴にまつわる話になり、
絵を、風景を、
まずは自分で思い浮かべ、
それを聴く人たちに伝えるように
歌うことが大事だそう。
GACKTいわく。
歌もまた、ビジュアル要素を
伝えることがいいんですね。

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