見出し画像

【ブックセレクト】社会人になる前に読んで欲しい本とは?

妄想ブックセレクト。
今回は、来年春に大学や高校を
卒業して社会人になる若い人に
オススメしたい本を選びたい。

男女どちらがいいかなあ?
今回は女性を対象にしましょうか。
男子向けはまた今度で。

来年春から仕事をする人に
私みたいなポンコツが言えるのは
1つくらいです。
辛い時ほど、笑顔が大事ですよ、
笑うのはただですから(笑)。

そんなことを教えてくれたのは、
『世界の美しい女性たち』。
世界56カ国、550人の女性たちの
ポートレート写真集です。
パイインターナショナル、3300円。
アマゾンに暮らす女性、
ニューヨークで働く女性、
オーストラリアで、アフリカで、
ヨーロッパで、実に様々な
目力の強い女性が載っています。
みなさん、毅然としながら
どこか微笑んでいます。
たくましい人は笑っているものです。

日本の社会に入って、
先輩の不条理な理屈で残業に?
なんて冴えない時、
この写真集を開いてほしい。
世界には、色々な人がいて
今を必死に生きている。
自分がいる「業界」なんて
小さな世界に過ぎない、
そんな価値観で収まってはダメだ、
自分の中に大きな宇宙を
切り開いていきましょう、
そう教えてくれます、きっと。

実はこれ、少し前に、
カフェの店員さんで
大学四年だった女性に
プレゼントしたことがあります。
喜んでくれたかなあ?
下心だったんじゃないかって?
はい、ちょっとありました(笑)。
結果は惨敗でしたが。

さて、気を取り直して。

社会人になる前に
ぜひ読んでほしいのは、
社会人になるからという理由だけでは
ありませんね。

社会人になる前にたっぷり
読書の醍醐味を味わってほしい
という願いもある。
働き出したらビジネス本ばかり
読むようになるものです。

ビジネスの現場にいては、
自己や他者がいて、
生存競争が常に起き、
ともすればがんじがらめに。
それでも自分を信じようとか
諦めないでとか、
人を熱くさせるメッセージが
周囲に溢れてる…。

本当はそんな事の全てから
自由でいることこそ、
社会人になる前に体感して欲しい。

社会に出るなら生きる武器を!
といった自己啓発本なんて、
山ほどあるけれど、
人生を戦う所と思うこと自体、
自分を呪いにかける忌まわしき呪縛。

人生の姿をありのままに
見つめる自由さ、優しさ、美しさ、
そんな価値について教えてくれるのは、
どんな本だろうか?

人生は美しいものだと
教えてくれる本は何だろう?

これは私もまだ探し中ですね。
いや生きとし生きる人々は
みな、探していっているものかも
しれませんね。

今回は、妄想ブックセレクトの
企画としては、初めてですが、
ここでストップさせてください。
まだまだセレクト力不足と知りました。
申し訳ありません。
学生最後の春に読むべきセレクト。
今回は一冊のみ…ということで。


『世界の美しい女性たち』
ミエハル・ノロック











この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?