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【読書】50冊の人生か?1万冊の人生か?どちらが幸せ?退屈のススメ!

自分の頭で考えよ。
自分の力で考えよ。
私が本を読む最大の目的は
まさにこれなんですが、
はたして、きちんと出来ているか?

子供時代、思春期、青春期を経て、
様々な他人の考え方を吸収し、
ミックスし、ブレンドして
自分の考え方ができるのが普通ですね。

では、沢山の他人の考えを知ろうと、
「A」10000冊の本を読破する人と、
「B」50冊の本を繰り返し読む人、
どちらが知恵が豊かになるでしょう?

知識の量では「A」が断トツ。
でも、数や量が沢山あっても
うまく使いこなせるかは微妙です。
でも、50冊の本を繰り返し読む人は
退屈しないよう、
新しい解釈をしたり、必写したり、
朗読したり、暗唱したり、
ためつすがめつ、手元の50冊で
最大のパフォーマンスをしようと
工夫を尽くしますね。
それに、本にない発見をしようと
気概も高くなる。

この時に、人間はようやく
「自分の力で考える」ことをしてる。

1万冊の新しい本を読むだけでは
膨大な知識に浅く触れる感じになる。
そこへいくと、
50冊を読む場合のほうは、
毎回普通に読むだけでは
マンネリだし、退屈だから、
筆写、朗読、暗唱、発見など、
自分で読み方を作り出す状況に
置かれるから、
「知識」から自由になれる。

大事なのは
退屈する状況、マンネリになる状況に
一度置かれること?らしい。

毎日、新しい本を与えられてしまうと
毎回、退屈しないで済むけど、
自分の頭で考えることが減って
著者の考えをインプットするだけ。

私は今、自分の力で考えているか?
読書に溺れている気がする。
「本に読まれて」いる…。

退屈のススメ。
忙しいこんな時代は、
自分で敢えて退屈になる状況を
自分に与えなくてはいけない
かもしれない?

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