【ニュース】紙の新聞と15年ぶりに付き合ってみたら？

紙の新聞。もう15年以上
読んで来なかったのに、
休職をきっかけに読み始めたら、
まだまだ利点が多いことにびっくり。

喫茶店に行くと、
４～５紙くらい置いてあります。
朝日、読売、毎日、日経、産経、東京。
まずはあまり刺激がない
読売をさっと読む、というか見る。
読売は今では政府や自民党の回覧板だ。
見るとしたら、文化面。企画特集面。
それから書評ページ。

読売、朝日、毎日は
だいたい同じ記事を載せてる。
見出しで扱いは全然違いますが、
おそらくは共同通信の記事を参考に
自社の記者がアレンジしてる？

ところが、東京新聞を読むと、
大手３紙が扱ってない話が
毎日いくつかある。
これが「東京新聞」の意地なんでしょう。
こっちもそれを期待して読む。

毎日はプチ朝日のような存在。
独自性はあまりないけど、
ヒューマニズムを担う意識は
ビンビン感じる。
それから、毎日といえば、
他紙の追随を許さない書評ページの充実。

日経は、右翼左翼の競り合いに
うんざりした時には一服の清涼剤。
文化面や、海外の知識人や実力者の
寄稿ページが面白い。

新聞で面白いのは、広告主だ。
日経には現在景気がいい企業が
デカい広告を出してる。
朝日、読売にも、
景気がいい、シニア層目当ての広告が。

毎日、産経、東京になると、
あまり聞いたこともない企業の広告も
入ってくる。
新聞社としてふところ具合を
感じてしまう。

日経は、広告を見るためだけでも
めくってみる価値はある。

それから、どの新聞にもある
一面の下にあるコラムを読み比べる。
大手の読売や朝日より
毎日や東京新聞がうまい場合も多い。
まあ、この欄を任される人は
基本的に凄い人ばかりでしょう。
でも、今の朝日の天声人語は
正直、ちょっとくどいかな(笑)。

あ、忘れる所でした。
紙の新聞がいいのは、読みながら、
この記事はどこの新聞社か？
常に媒体の「かたより」を
念頭に置けること。
朝日なら政府やアメリカに辛辣でも、
引き算をして読む余裕を持てる。

ネットニュースでも、
本当は、配信サイトの
メディアとしての「かたより」を
先に知れたら、念頭に置けて
いいんですけどねえ。

ネットニュースの配信サイトは
数がたくさんあって、
把握しきれてないのが実状でしょうか？

あ、このニュースサイト会社は
韓国や中国にいつも辛辣だから
ちょっと引き算しとこう？
このニュースサイト会社は、
やたらお笑いを叩く専門だな、とか。

一度、ネットニュースの
サイト会社のかたより具合を、
リストアップしてみた方が
いいかもしれない。
やるのは、、、私？(笑)