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【最期は文学】出棺の時はオーディオブックで朗読を頼みたい?

自分の葬式の出棺の歌は
何がいいだろう??

もちろん、私自身は死んでるから
何の歌がかかろうと、
分からないから、
まあ無為な質問でしょうけど、
奥田民生の「さすらい」かな。
でも、それでは
出川哲朗のバイク番組の
イメージが強いかなあ。

そういえば、
最近はオーディオブックが
人気になってきましたね。

出棺の時は、
オーディオブックを流して
もらうのが嬉しいかもしれない。

あ、嬉しいと感じる訳では
ないんですけれど。

読まれる小説は、
村上春樹の初期の短編がいいかな。
いや、出棺の車の道中なら
ショートショートがいいですね。
「カンガルー日和」か
「4月のある晴れた朝に100%の
女の子に出会うことについて」か、
「納屋を焼く」あたりか。

さて、ではそれを、
誰が朗読し録音しましょうか?

自分の声はいやだな。(笑)。
どうしよう。
俳優や声優に頼むと
高くなるだろうなあ。

声優の下積み中の人に
頼めるようなシステムで
私が生きてる間に、
誰に読んでもらえるか
決めておきましょう?

できたら、
ぬくもりのある、
中年女性に朗読して欲しいかも。

万一、不運にも、
死後に孤独死で見つかったなら、
その時は部屋が特殊清掃される間に
用意した朗読音源を
流して頂きましょう。

あ、村上春樹なら、
著作権が発生するから、
お金が必要になるかあ。

それなら、
宮沢賢治にしよう。
宮沢賢治なら死後70年は
経ってますからね。
作品はどうしよう。
あ、太宰治も、
著作権は切れていましたね。

でも、死に面する時は、
宮沢賢治がいいなあ。
作品はやっぱり
「銀河鉄道の夜」ですかね。
ベタだなあ。(笑)。

ああ。
これは考えるのが楽しかった。
オーディオブックの製作会社に
このアイデア、
引き受けてくれないかしら?
生きてる間に、
あらかじめ、代金を払うことにして。

新しいビジネスとして、
クラウドファンディングで
資金を募るのはどうでしょう。
自分の最期を
希望する文学の朗読で
しめくくってもらうサービス。
人気でませんかね?

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