ペルソナの作り方

ペルソナ定義

ペルソナ
ペルソナとは、架空の人物像のことをいい、マーケティングにおいては、例えば企業が提供する商品やサービスにとって、特に重要で代表的な、ユーザの架空の人物像をペルソナに設定したりします。

まずペルソナを定義する際になぜ行うのかを理解する必要があります。
企業のマーケティングにおいて、様々な部署や部門の異なる関係者が増えてくるとターゲットが絞りきれなかったり、担当者によって描く人物像がまちまちになってしまい共通認識が形成されにくくなってしまいます。
どんな人にどのようなメッセージを伝えたいのかを整理するためにも代表的ペルソナの定義を行う必要があります。

また、パレートの法則から

売上げの8割は、全体の2割の顧客で占めている

が推測されます。

よって定義するペルソナは2割の顧客の代表的な人になります。

プロダクトのターゲットが多岐にわたる場合でも3名ぐらいのペルソナに絞ります。

1.ユーザーセグメント
まず、ユーザーのセグメントを行いましょう。簡単に言うと分布図になります。縦横軸を作り配置します。

2.ペルソナ特定のための質問
質問項目に沿ってペルソナを作成していきます。

▼プロフィール
名前、性別、年齢、学歴、家族構成、収入、住む地域、休日の過ごし方 など
▼仕事に関する情報
業界、役職、会社の規模(年商や従業員数)、仕事の内容や役割、典型的な1日の過ごし方、求められるスキル、業務で利用しているツールやサービス など
▼目標や課題
達成すべき目標、現状の課題や悩み など
▼情報収集の手段
よく使う情報収集の手段(業務/プライベート)
検索、Webサイト、ブログ、SNS、雑誌、業界紙、イベント、セミナー、テレビ など
PC、モバイルなど利用端末の種類、利用する時間
▼購買に至るまでの情報収集や検討手段
購買相談をするチャネル
オンライン、店頭、代理店、営業担当からの購入、家族、知人 など
購買決定までのフロー、期間
※BtoBの場合は上申する立場なのか、決定する立場なのかで変わる

3.ペルソナ調査
▼どんな人が購入しているかのデータがあるか
▼営業担当、販売員などの顧客に近い人のインタビュー
▼統計データから見るターゲット

4.シートの作成
1枚のシートにプロフィールから購買パターンなどをまとめる。

ここまでで一旦ペルソナ作成が完了します。

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