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大人になると、本屋に行くとトイレに行きたいがなくなった件

こんにちは。

小さな頃は、月に1回くらい外食したあとに、大型書店に行って、好きな本を1冊買ってもらえるのがとても楽しみでした。
すごく昔に読んだ文章で、「私だけじゃないんだ!!」と思ってすごくびっくりしたことがあるのですが、
「本屋さんに行くと、トイレ(大)に行きたくなる」というもの。条件は、好きなものが沢山あって、時間がある程度あって、その中から選べる!というという状況が揃ったらなるのでは、知り合いは、洋服屋でなるらしい、とその方は書いていらっしゃいました。同じような覚えのある方、どのくらいいるんだろう。

娘も時々、本屋さんで「ママ・・トイレ」と言ってくることがあって、「おお、お前もか!!」と謎にテンションが上がってしまう私です(笑)「ママもそうだったからわかるよ!」と切羽詰まった娘にゴリゴリ歩みよる母・・
ただ、大人になるにつれてそれは無くなりました。好きな時に自分の意志で行けるし、1冊だけ、を厳選しなくても何冊でも買える、その余裕が関係しているのかもしれません。

「すごく沢山あるものから、1冊だけを時間内に選ばなくてはいけない」という緊張感。あと、子供の頃、トイレに行くって、結構重要事項で、学校や外では自分の好きな時にいけないし、お友達のことが気になったりするしで、私にとって、何気にストレスでした。それらの緊張感が変なところで結びついて刺激になっていたかも?(ただ、先日、次女と話していたら、彼女は学校でも好きな時に行っているようで、大して気にしている様子もなく、人によって違うもんだ、とも思いました)

最近、自己催眠のワークで幼少期のことを思い出す、という時間をとっていることもありますが、すっかり忘れていたようなことをふとしたことをきっかけで思い出したり、忘れていてもいわゆる無意識には確実に存在している、という記憶の存在を認識して面白い、と思う機会がよくあります。
人は、「わからないから怖い、怪しい」と思いがちだし、そもそも意識にないことだから無意識、という時点で、全く気がつかなかったり、「よくわからない」となってしまうのですが、普段思い出さない記憶がストックされている場所、という意味ではその存在に納得できる方も多いのでは、と思います。
そんな奥底にしまわれている、些細なことが一大事だった子供時代の思い出が、実はあまり役に立たなかったり、むしろ害になる思い込みにつながっていることもある、というのもまた事実。そこを意識にひっぱり出してきて、解釈し直すのがヒプノセラピーで行っていることです。

よく考えたら子供って大変。ご飯を食べるのも、トイレも好きな時間に行けなかったなんて、さらに、お風呂や寝る時間も自分で決められない。そりゃあ、庇護者?である親の顔色を伺ったり、多大な影響を受けるものです。今、私にできることは、子供がトイレに行きたい、と言ったら「ええ今?!(困ったな)」というときにも、気持ちよく連れていくことぐらいでしょうか・・。子供は子供なりにベストを尽くしている、そして昔子供だった自分も、自分の親もまた然りですね!

トイレトイレ、と失礼しましたが、素敵な週末をお過ごし下さい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーご自分のことを知って、自分に還り、より幸せに生きたい方へ、ヒプノセラピーを提供しています。
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