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ヒプノセラピー


1. ヒプノセラピーとは?

Hypnotherapy : Hypno + therapy 日本語では、「催眠療法」です。
Hyonosisはギリシャ語が語源で、 Hypno(催眠)+osis(状態)に由来します。
「催眠」と聞くと、昔テレビで見たようなマジックショーで「催眠術」に「かけられる」、「コントロールされる」といったイメージをお持ちかもしれませんが、それはエンターテイメントの世界のこと。一旦、そのイメージは横に置いて読んでいただければと思います。


2. 催眠状態とは?

実は私たちは日常生活でも、頻繁に催眠状態から出たり、入ったりしています。例えば、映画を見て現実ではないと知っていながら、ドキドキハラハラしている時、車を運転している時、朝起きてまどろんでいる時なども、催眠状態にあります。意識と無意識について、聞いたことはありますか?人間の行動は90%が無意識のうちに行われています。つまり、無意識にある心や思考のクセが日々の行動に大きく影響しています。普段、意識と無意識の間にはフィルターがあり、現実と非現実を区別しています。催眠状態とは、その判断のフィルターが少し緩んだ状態で、リラックスしている時と似た感覚を覚えます。ヨガや、瞑想をされたことのある方は、その時の状態を思い浮かべていただくと分かりやすいでしょう。私が普段教えている陰ヨガもそうですが、「呼吸に意識を向けて内側に入っていく」というプロセスも似ています。ヒプノセラピーではセラピストが言葉がけでそのプロセスをお手伝いして、心の中へと入っていきます。ヨガや瞑想で集中していても意識はある状態であるのと同様、ヒプノセラピーでもクライアントとセラピストが同意して催眠に入っていきますので意識がなくなったり、操られるということはありません




3.ヒプノセラピーの目的

ヒプノセラピーのセッションの目的は、リラックスすること、また無意識下にアプローチし、自分の足かせとなっている過去の体験や感情をリリースしたり、思考や心のクセを改善して、前向きな暗示を入れることで、より望ましい行動ができるようにすることです。よって、ご自分で変わりたい、という意思が重要です。ヒプノセラピーには、リラクゼーション効果、前向きな暗示効果、ネガティブな感情や信念を解放するといった効果があります。ヒーリング効果を体感し、行動を変え、より前向きに人生を力強く進むための大きな手助けになってくれるでしょう。*効果の感じ方には個人差があります。

4.ヒプノセラピーの手法

リラックスするためのイメージ療法、行動の多くを司っている無意識の中に、前向きな暗示を入れたり、知覚ポジションを使った方法や、退行療法(前世療法、年齢退行療法)、などがあります。前世が存在するか、しないか、というのは宗教にも関わる問題であり、現在も多くの議論がされています。退行の経験をすることや、前世の存在の有無を確かめることが、退行療法の目的ではありません。いずれも、無意識に仕舞い込まれている記憶や、感情を違う観点で捉えポジティブに捉え直すことで、行動を変え、人生を力強く生きていくために行うという目的を理解した上でセッションに臨むことが重要です。

5. どんな人におすすめ?

忙しい、疲れが溜まっている方、リラックスしたい方。乳がんの治療中など、心を軽くしたい方。心療内科にかかるほどではないが、漫然とした恐れや自信のなさを感じたり、自分の行動に対して何かブロックを感じる方。達成したい目標があるが一歩踏み出せない、自信を持って行動できるようになりたい方。どうしても気になる人間関係やいつも同じパターンになってしまう理由を知り、改善したいという意思がある方。蓋をしている感情に向き合ってリリースしたい方。

6. ヒプノセラピーが向かない方

「何か不思議で劇的な体験をする」「すごいものを見る」「前世を確かめたい」「スピリチュアルな目覚めを体験する」という過度な期待や、「あなたの不幸の原因は〇〇です」「あなたの使命は〇〇です」「こうすれば治ります」など、ご自身の人生の答えをセラピストが教えてくれると期待されている方。また、ヒプノセラピーは精神疾患または身体の治療や心理カウンセリングを行うものではありません。日常生活に支障をきたすほどの落ち込み等がある場合は専門家にご相談下さい。


7. 大谷順子によるセッションの特徴

NLPコーチングの知識と経験からクライアント様のニーズや想いを把握した上で、最善の手法でセッションを行います。また、陰ヨガ講師としての経験と、必要に応じクリスタルシンギングボウルの音色を用いて、初めての方にもよりリラックスして催眠状態に入って頂けるような誘導を行います。また、セッションを受けてくださった方々からは声や人柄に安心してリラックスできる、というお声を頂いています。

資格:

米国催眠士協会認定ヒプノセラピスト 全米NLP協会認定NLPマスタープラクティショナー全米タイムラインセラピー®協会認定 タイムラインセラピー®プラクティショナー陰ヨガ指導者養成講座、MyoYin、Yoga4Cancer、乳がんヨガ、YogaTuneUp、全米ヨガアライアンス200h、クリスタルシンギングボール基礎


●NLPとヒプノセラピー
ヒプノセラピーとNLP(神経言語プログラミング)は、より効果的なセッションを行うための両輪とも言え、深い関わりがあります。NLPは別名「脳の取り扱い説明書」とも言われており、天才セラピストと言われた、バージニア・サティア(心理療法家、家族療法の創始者)ミルトン・エリクソン(催眠療法家)、フリッツ・パールズ(ゲシュタルト療法家)をモデリングして、1970年代にアメリカ人、リチャード・バンドラー(催眠療法のエキスパート)とジョン・グリンダー(言語学者)が心理学を体系化したもので、ある同じ分野でより優れた能力、結果を出すためのモデリング技術、優れたコミュニケーションスキルです。NLPを用いたコーチングでは、コーチが効果的な質問によりクライアントの言葉からクライアントの中にある本当の想いや答えを引き出し、目標に向かうサポート役として伴走します。同じく言葉を用いてセラピストとクライアントが共同作業で行っていくヒプノセラピーのセッションでも、より良い結果を出すために、NLPの知識やコーチングスキルが土台となり活かされています。

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