わかりあえないあの人を動かす魔法の考え方
こんにちは!じゅんきです。
「人生は即興の劇と似ている」
ということで演技から学んだ楽しくハッピーに生きるコツや、本から得た知識をカスタマイズして、生活に落とし込めるように紹介しています。
今日のnoteは人間関係を楽にする方法について。
どうにも理解できない苦手な人と、うまくやっていかないといけないことってありますよね。
例えば職場の上司や同僚にどうしても苦手な人がいる……しかしプロジェクトを前に進めるためには、彼らにも協力してもらう必要がある。困った!
または、興味があって仲良くしてみたい……けど話せば何故かぎくしゃくしてしまってうまくコミニケーションが取れない。
例えば友達と深い関係を作るのが怖い、恋人となかなかうまくいかない、
オーマイガーっ!!
そんな悩みにクリティカルヒットする内容です。
人間の3つの性質
まずは人間の3つの性質を理解しましょう。
ベストセラーになった「天才を殺す凡人」では人間は大きく分けて
「共感性」
「論理性」
「創造性」
の3つの性質があるとしています。
共感性とは、人の感情やその場の空気を敏感に読める性質のこと。共感性が強い人は相手に共感できるかどうかを評価基準とし、
印象が良いか悪いか、好きか嫌いかで判断をする傾向が高い。
他人の気持ちを大切にできるというメリットがある一方で「みんながやってるから私もやろう」と人に流されてしまいがちなことも多い。
論理性とは論理的に物事を評価・判断できる性質のこと。彼らはデータや数字を読み、前例をもとに、物事を現実的に捉えることが得意という特徴があります。
コストや時間などを見ながら、メリットがあるかないかで判断するのが得意な人は論理性が強い。自分が理解しているものはわかりやすく人に説明できる一方で、自分になじみがないものや理解できないものは「変」「危険」と決めつけてしまう傾向があるのが論理性のデメリットです。
創造性とはまだ誰もやったことがないようこと、世界に必要な新しいことに価値を見出せる性質。この性質が強いと誰にも思いつかないような考えをもとに物事を進めていくことができる一方、周りの人からは理解されにくく、孤独を抱えやすいと言うデメリットがあります。
自己分析をしてみよう
この3つの性質のバランスで人を分析することができます。
例えばじゅんきは、10人家族で育ったこともあって人の感情を感じ取ることは割と得意です。しかし論理的な思考はあまり得意ではないため、体系立てて物事を考えることは苦手。そして常に世界を変えてやろうと模索しています。
パラメータとしては
共感4
論理2
創造4
と、共感型と創造型がブレンドされたタイプと言うことになります。
このように自分と相手の性質を知ることで
「この人とは合わない」
「なんとなく苦手」
という感覚が、持っている性質の違いだと理解できるようになります。
例えば共感性が強い人と論理性が強い人が話すとき、共感型は自分が共感できるかどうかで判断しようとしますが、論理型はメリットがあるかないかで判断します。当然話があわず、お互いに「この人は理解できない」と感じます。
しかし会社や学校など集団となったとき、違う性質の人とも協力し会えなければものごとは前に進みません。
苦手な相手を動かす声かけ
では自分が苦手な相手とどうすれば楽にいられるようになるのでしょうか。
関係図によって人と合う合わないだけと理解し、この人はこういう性質だと割り切れたなら、イライラして相手を変えようとしたり、都合のいいようにコントロールすることはなくなっていきます。
そして自分の心が楽になる。
逆に言うと、あなたが相手にいくら腹が立ったとしても、それはその人の性質であってあなたがコントロールできるものではないと知ることが、人間関係をよくする秘訣といえます。
では一体、人間関係において何をコントロールすればいいのか。
それは相手に対するアプローチの仕方です。
例えば共感型の人には、
「君のおかげでみんなが助かってるよ」
と集団の一員として居場所を与え、やりがいを感じてもらう。
論理型の人には、
「この提案にはこういうメリットがあるよ」
と相手のメリットやデメリットを考えて話をふる。さらに相手が自分の論理を展開できるように相手の意見も聞く。
創造型の人には、
「まだ見たことのない、新しいことをやろう」
といったアート的な観点や、サイエンス的な観点が喜ばれるでしょう。
苦手な人とコミュニケーションを取らないといけない時は、
「この人は性質の違いがあるから自分とはちょっと合わない……けど協力したいから、この人にあったアプローチをしてみよう」
とその人とあわない部分ではなく、その人の動かし方に目を向けてみると、苦手な人でもあなたのために動いてくれます。
恋人や大切な人を理解するために
あなたの彼女や奥さんがあなたに対して怒る頻度が高いと言う悩みがあったなら。この場合考えられる原因は共感性が強い傾向がある女性と論理性が強いことが多い男性の違いです。
例えば女性が「言わなくても察してほしい」と共感を求める一方で、男性が「言わなきゃわからないよ」とカッとなってしまい喧嘩になってしまう。
なんで理解してくれないんだ!とお互い責めあうのは簡単ですが、実際は性質が違うだけ。なので理解なしに解決する事はほとんどありません。
例えば共感性が高くて細かい気遣いに喜ぶタイプの彼女がプリクラが撮りたいと言ったとしましょう。その時に論理性が強い彼氏はこんな使い道のわからないものに500円使うよりも1000円足して美味いものでも食ったほうが合理的じゃない?と思いがち。
ですがここで「彼女は共感性が高いから、俺と想い出を残そうとしているんだな」と相手の性質をわかって受け止めてあげられると、きっと彼女は喜んでくれます。
常に相手の性質を常に考えて行動するべきと言っているわけではありませんが、なぜかぎくしゃくすると感じたときや、相手をもっと喜ばせてあげたいとき、きっと役に立つ考え方だと思っています。
まとめ
人間関係において大事になるのが人間の3つの性質
共感性、論理性、創造性
自分の性質だけでなく、相手の性質を理解することが重要です。
そして苦手な人に動いてもらいたい時や、恋人や友人との関係がうまくいかないと感じるときには、相手の性質を意識して接し方を工夫してみてください。
じゅんきは読者のみなさんの「やりたい!」を引き出して、果敢にチャレンジできるようになるためのコンテンツを毎日アップしています。人生が一歩二歩と前進して、自由になっていくためのnoteを書き続けます!
スキ、フォロー、コメントありがとうございます!
noteは書き手をサポートできます。
気に入って頂けたり、役に立ったと感じたときは下にある「サポートをする」から応援をお願いします。
頂いたサポートは本の購入費や体験講座などの費用に充てて、また魅力的で役に立つようなnoteを書いていきます。
それでは、よい一日を!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?