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自作自演にも程があるよ・・・

 新曲を制作しました。曲名は「鎗ヶ崎の交差点」。そうです。私がnoteに投稿していた「中目黒の街角で」(第1稿のタイトルは「鎗ヶ崎の交差点」)と言う小説とリンクした、いや、ほとんど主題歌的な楽曲です。

 もうほんとね。自分で小説書いて。主題歌作って。自作自演にも程がありますね。でもやりたいんだから仕方ないよね。

 小説を読んでいただいた方は主人公のセリフなんかとリンクしているところなどを楽しんでいただけたらと。そして、小説を読んでいない方も都内のモニュメント的な場所での恋物語に想いを馳せていただければ(できれば小説も読んでくださいw)

 では皆様、お時間ある時にでもよろしくですー。

「鎗ヶ崎の交差点」

再会したあの日のことを忘れることができないでいるよ
パーシモンホールの近くのバーで、君が振り向いた時のことを

少し怖かったのも憶えてるだからゆっくり距離を縮めて
もう失うことがないようにガラスの破片集めるみたいに

だけどその慎重さが 二人のボタンを掛け違えた
本当はもうあの時に 気付いていればよかったのにね

僕らはきっとむずばれない どんなに関係を続けても
掛け違えたボタンの行き先は、一人きりで過ごすエデン

夜の帳落ちる頃 恋人たちが待ち合わせる 
その先に未来なんてないのに あかりに集う蛍のように

隠れた恋の終着点 甘い約束に身を焦がして
ただ未来だけを信じていた、鎗ヶ崎の交差点

夜の帳落ちる頃 恋人たちがキスを交わす
また会うための甘い約束を白いパンタに誓うように

都会の恋の最前線 甘い言葉に全てを忘れて
また会えると信じていた 鎗ヶ崎の交差点

夜明けの空を見つめながら帰りたくないと呟いたね
僕はその言葉を間に受けてきっと困らせていたんだよね

毎週抱き合って 語り合って ただそれだけでよかったのに
現実を変えようとすればするほど その心は離れていった

そうさきっと最初から 夢を見ていたのは僕だけで
わかっていたんだねあなたは すぐ近くにあるサダメ

白々と明ける空を眺め 未来を見据える僕の横で
絡めた指を解いた瞳は現実だけを見つめていた

夜の帳落ちる頃 恋人たちが待ち合わせる 
そのさきに未来なんてないのに あかりに集う蛍のように

隠れた恋の終着点 甘い約束に身を焦がして
ただ未来だけを信じていた、鎗ヶ崎の交差点

夜の帳落ちる頃 恋人たちがキスを交わす
また会うための甘い約束を白いパンタに誓うように

都会の恋の最前線 甘い言葉に全てを忘れて
また会えると信じていた 鎗ヶ崎の交差点

正直なことを言えばまだ幸せなんて祈れはしない
知らない誰かの隣にいて笑ってるなんて辛すぎるし

あの日あの時の言葉、行動、
空気の揺らぎを思いだしては
馬鹿みたいに悲しみにくれて
切なさに浸るばかりで

でもわかってる僕らは2度と
出会うことなんてないことは
信じていた赤糸
断ち切ったあなたは今はきっと…

なのにいつかまたなんて 
ありえないのに期待して
僕らは街を彷徨い 空を仰ぎ 気休めの恋に身を委ねて

夜の帳落ちる頃 恋人たちが待ち合わせる 
そのさきに未来なんてないのに あかりに集う蛍のように

隠れた恋の終着点 甘い約束に身を焦がして
ただ未来だけを信じていた、鎗ヶ崎の交差点

夜の帳落ちる頃 恋人たちがキスを交わす
また会うための甘い約束を白いパンタに誓うように

都会の恋の最前線 甘い言葉に全てを忘れて
また会えると信じていた 鎗ヶ崎の交差点

僕は37歳のサラリーマンです。こらからnoteで小説を投稿していこうと考えています。 小説のテーマは音楽やスポーツや恋愛など様々ですが、自分が育った東京の城南地区(主に東横線や田園都市線沿い) を舞台に、2000年代に青春を過ごした同世代の人達に向けたものを書いていくつもりです。