２度目の緊急事態宣言で飲食店が受ける影響　＠外食スタートアップ

東京で黒鶏ファニーというお店をやっている代表の吉田です。このnoteで外食スタートアップに関する記事を投稿していきたいと思います。

本日、「やっぱり緊急事態宣言やるっ」って発表があったので、
2度目の緊急事態宣言で飲食店が受ける影響について予測実数値をもとに書いてみたいと思います。

まず、今回の緊急事態宣言で我ら東京都は、

・期間：1月12日〜31日
・飲食店は8時まで（お酒は7時まで）
・1日5万円の保証（20日間で100万）

我々居酒屋は5時オープンなので、実質20営業日を３時間営業で行う事になります。
#仕込みと営業時間がほぼ一緒
#東京はお金持ちですね

まず、要請に従うか従わないかを判断する為に、シミュレーションを出してみました。

緊急事態宣言後の時短営業中の売上を参考にした、ざっくりシミュレーションですが、販管費を抑えて要請に従えば僕ら規模の店舗なら黒字になるらしいです。

1日売上5万稼ぐのと、営業利益5万稼ぐのではわけが違うので、
良く考えて設計されてますね〜
#これでも例年の半分以下です（泣）
#チェーン店は休業して雇用調整助成金を使えば利益出そう

ここまでは会社の経営上の数字の話ですが、

感染拡大を防ぐ為の要請とはいえ、
・アルバイトの勤務時間短縮による収入の減少
・売上低下による仕入額の減少（生産者が困る）
の２つが引っかかってます。

今回の緊急事態宣言は飲食店を止める事が目的の様ですが、
飲食店が止まる事で、生産者、納品業者の売上も止まります。

こうやって保証を出してくれるならまだマシな方で、
生産者、納品業者には保証が出るとは言っていないので、
保証が出ない事業者の方々が一番キツイです。

正直、僕らクラス（小規模飲食事業者）であれば2度目の緊急事態宣言の影響は最小限で、ランチなどで稼ぐ業態は逆に儲かっちゃいます。
＃とにかく酒を飲ませるのが罪

まだ12日まで時間あるので、社内、社外含め慎重に検討します。

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