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New York & ニューヨーク

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2014-2018年にニューヨーク駐在。 その時に感じたことのMemoir。 目標50話。
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2024年米大統領選の行方(5)

2024年米大統領選の行方(5)

ニューヨーク駐在したことが、アメリカの政治に深く関心を持つきっかけになったことは間違いない。
というのも、自分がニューヨークに駐在していた時期は2014年~2018年、まさに2016年大統領選、トランプショックを目の当たりにしているからだ。

海外駐在を意義あるものにする秘訣について幾つかのTipsがあるのだが、「政治」に関心を持つことはそのひとつだと思う。
他国で「政治」や「宗教」を扱う、論じる

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住宅環境(4)

住宅環境(4)

NYでは、Westchester Countyに住んでいた。
Countyというのは、東京でいえば区にあるもの。
その上が州で都道府県にあたる。
NY州はカナダ国境と接していて、とても広い。
NYというとマンハッタンを思い浮かべることが多いけれども、NY州という意味ではマンハッタンはそのごく一部だ。

NYというのは多様民族が共存しているけれども、同じ人種毎が気持ち悪い位、分離されて生活している。

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共存するということ(3)

共存するということ(3)

上の写真はLower Manhattanにあるウクライナ博物館。
当時、入った時には閑散としていたが、今ではどうなのだろう。
多くの観光客が訪れているのではないだろうか。
ちなみに、この周辺にはウクライナ料理を楽しめるレストランもある。

NYには様々な民族の人が集まっていて、祖先の多くは何らかの理由で祖国から逃れてきた人々だ。

宗教の迫害、貧窮、政治的な抑圧等々。このことがNYを他のいかなる都

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実験場?(2)

実験場?(2)

NYの特徴といえば、多様性だ。

民族のMelting potともいわれる。

異なる背景を持つ人々が共存している。

寄り添いながら、という表現は適切ではないのだろう。

時にはぶつかり合いながら、主張し合いながら共存している。

でも、お互いの違いを理解し、尊重し共存している。

そこには賢さがあり、寛容性がある。

ヨーロッパでの移民問題、日本にだって外国人差別問題がある。

でもNYにいる

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New Yorkの想い(1)

New Yorkの想い(1)

New Yorkで約4年間駐在した。
2014年~2018年。
いまだに”日本”という生活とは別に”New York”の中にとどまろうとしている自分の存在に気づくことがある。

何か形に残すことで自分の気持ちに整理がつくような気がする。
これから、少しずつ、言葉にしてみよう。(これが初回)

最初、New Yorkは、汚くて、人は不愛想で、英語も早くてわからない。(ちなみに、New Yorkerは

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