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鍋とヤカン



インスタでもフォローさせていただいているはにうらさんの写真には、いつも日常の一コマに計らいのない驚きの視点と色合いを感じさせられている。

今回の「鍋とヤカン」の写真もインスタで見させていただき、そこから物語性を感じ、写真を引用して文章を書かせてもらおうかなと思っていた矢先だった。

鍋とヤカン|はにうら (note.com)

はにうらさんもnoteで書かれているとおり、たまたま訪れた海岸沿いのキャンプ地での鍋とヤカン。はにうらさんの写真には意図されたもの、計らいが少ないように感じる。だからこそ、そこに余白が生まれ、物語性を生んでいくように思う。

年季の入った鍋もヤカンも野外キャンプでは必需品である。
長年、キャンプで愛用した鍋とヤカンには、傷や凹みが目立ち、いかにも年季が入った風格を醸し出している。
まさに円熟を迎えた夫婦を象徴している。

どちらがヤカンか鍋であるかという話もあるが、毎年、家族で馴染あるキャンプ地を訪れて、このような会話ができる風とおしの良い家族関係であることが伝わってくる。

我が家は、野外キャンプをする機会はほとんどなくなったが、夏休みで長女が久しぶりに長く帰省し、長男の誕生日祝いと次男の就職祝い(バイトを3か月継続できて9月から社会保険適用に)をすることになった。

我が家もまた、ヤカンは太陽射手座の家内で、鍋は太陽牡牛座の私である。私を象徴する鍋も満身創痍ではあるが、まだ家族に温かいスープをつくれるような状態は保っていきたいと思っている。



焦げのある鍋とヤカンと夏の海

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