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反省しなくていい

最近思うのは、、、

たとえば、養育者と子供がいるとして、
子供が、養育者にとって、都合の悪い行動をしたとき。
養育者が「反省しなさい!」って怒って、
子供が泣いて「自分が悪かった許してください」って謝るまで、無視する/冷たくあたる/家から閉め出す、、というのは、
ときに破壊的な影響があるなと。

たとえ、養育者に、そんな意図はなくとも。

「反省を強いる = お前の存在をよくないもの、ダメなもの、と認めなさい。それをするまで、許さない」

と、繊細な子供は受け取ってしまいがちなので、
この世に生まれてきてごめんなさいって感じで、その後、育ってしまったり。。。

これはめちゃ生きづらいです。
とてもとても、大変です。

ああ、この危険さをうまく表現できないのがもどかしい。。。

子供に限らず、人は誰でも、
この世に創造されたひとつのアートであり、宇宙のクリエーション。
それに対して、何か、踏み絵を踏ませるみたいに、
さあ、自分をつまらないものだと踏みにじれー、自分の存在は悪いと信じろー、自分を踏め踏め、そうすれば許してやるー、って。

で、反抗すると「なんだその態度は、ちゃんと反省しろ!」って暴力を振るわれたり、より冷たくされたり、ご飯がもらえなかったり、
そういうことがあったかもしれない。
子供は一人で生きていけないから、養育者のご機嫌を取らないといけないことがあるから、辛いですよね。

そういう体験をして、傷を負っている子供ほど、
とても人当たりが良かったり、思いやり深かったり、いつも機嫌よさそうで優しかったり。。。

なぜなら、回りの人のニーズを満たし続けないと、自分はまたポイっとされたり、ひどい目にあわされたりすると、
潜在的に思ってるから。

もしくは、自分はよくない存在、本質的に悪い存在、だから、自分なんかより、みんなの気持ちの方が大事だよねって、思ってるから。

他にもあるかもしれないけれど。

優しさと思いやりの下には、複雑骨折した心が、いつも悲鳴を上げている。

表面化しづらいので、なかなか見えないけれど、、、

このパターンは、養育者・子供の間だけでなく、
夫婦間でも、
教師と子供でも、
上司と部下の間でも、
発生しうると思うのですが。

あと、メンタル強い子供は、同じ状況でも全然平気だったりするのですが。

上記のような経験をして、傷ついてきた人に言いたいのは、

反省しなくていい。
あなたはどこも間違ってないし、どこもおかしくない。

ということです、、、
あなたは素晴らしい宇宙のクリエーション。存在して、息をしてるだけで価値がある存在。

誰が何と言おうと。

そして、もし養育者の方で、つい、お子さんに「反省しろ!」とか、「お前のせいだ!」とか言ってしまって、冷たい態度を取ってしまったら、
こどもがやらかした(💦)ことで、とても傷ついたり、悲しかったりした自分を、まずは、最優先にケアしてあげて、、、
腹が立っているのなら、「そりゃ腹も立つよー」と、その自分の味方になってあげてください。
それが十分できると、子供をフォローする余裕も出てくるもの。

ちなみに私の先生は「反省は、ふりだけしておけばいいんだよ~」とおっしゃる。
めっちゃ救われます、、、、

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