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ウチの職場の日常

腰が痛い。
昨日、本棚を組み立てた時に腰に負荷がかかっていたんだろう。

背筋を真っすぐにするのが痛い。
この画像の左から2番目か真ん中くらいの姿勢が楽だけど、人前では出来ないので痛みを我慢して、いつも通りに振舞ってたが、

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『いてててて…』

つい出た声に気付いた後輩が
「腰痛いんですか?」
訊いてきたので本棚組み立ててやっちゃった。と、言うと、

「もう、おじいちゃんですね」

半笑いで弱み見つけたと言わんばかりのドヤ顔で言われた。
続けて、

「ダメですよ。若くないんだから無理しちゃ。
知ってます?そういうの年寄りの湧き水って、言うんですよ」

『冷や水だよ。年寄りのどの辺から水が湧き出すんだよ』

ツッコむと後輩はドヤ顔から“ え? ”という表情に変わり、
「ふふふふふ」
先輩が笑い出し、ゆっくり机に突っ伏した。

「どうやったら、そんな覚え間違いできるの」

先輩のツボだったようで、ずっと笑っていた。

『お年寄りの体から水が湧いて出てきた姿、想像するだけで怖いし、それでどんな啓蒙をしようとしてる諺だと思ったんだよ。
湧き水に違和感ないのおかしでいしょ。諺、なめんなよ』

ツッコんでも、後輩は混乱したままま、
「ホントに?」「違うの?」
周りに聞きまくり、僕のことをおじいちゃん扱いしてディスるつもりが形勢逆転されて、うろたえていた。

やらかした後輩より、年下の娘たちに
『これがダメな大人の見本みたいなもんだから、こうならないよう気を付けて』
やらかした後輩を親指で指しながら言ったら、正気に戻ったようで肩パンされた。

そんな、ウチの職場のいつもの一日でした。

ジュースが飲みたいです('ω')ノ