見出し画像

英語のブラックノートとは📚

NGな英語の勉強法


英語学習の話です。

いつも勉強させていただいている英語youtuberの「Atsueigo」さん。
その中の「絶対にやってはいけない英語勉強法」を見ました。


アツさんの考える「NGまたは効果のない英語の勉強方法5つ」を挙げて、いつものように論理的にわかりやすく説明されているんですが、これも大変興味深かったです。

1番目は「書いて覚える」📝

日本語の学校では「書いて覚える」方法が推奨されているけども、これは非効率。
音で覚える方が絶対的におすすめ!
なぜなら英語において「音」はとても重要な要素であり、音で覚えることはスピーキング力やリスニング力アップにもつながるため。

要約するとこんな感じでした。

「うんうん、そうやんな~」
と聞きながら、ふと遥か昔の高校時代を思い出しました。

これが名物ブラックノートだ!



私の高校は、英語の授業は文法ともう一個何かの(忘れた)2つのクラスに分かれていてそれぞれ先生がいたんですが、一人の先生がなかなか強烈なキャラの先生で。

この先生の宿題はいつも「ブラックノート」でした。

??

人を呪う系のノートではないですよw

当時は私たちも「なんじゃそれ」と思ったんですが、実はこのユニークな宿題は校内では有名で噂では聞いていました。

「黒色のノート」ではない


ブラックノートとは、
暗記するために英語を書いて書いて書きまくって黒く塗りつぶすノート
のことです。

そのため、全員ブラックノート用のノートが必要で、
「よし、じゃあ今日の宿題はブラックノート2枚」
とかいう風に使われます。

そして、
次の授業の冒頭に先生が全員の席を回ってブラックノートをチェック。
このチェックが案外厳しくて、もし塗りつぶしが足りなかったり、枚数に満たない場合はペナルティーで追加されます。

あのときは先生に言われるがままでなんの疑問も持たなかったけど、これはまさに「書いて覚える」を推奨する宿題でしたね。
推奨、というかもはや強制。


「書いて覚える」はなぜよくないのか



アツさんが、「書いて覚える」のマイナス面として、
「本来覚えるためにやっているのに、書くことが目的になってしまう」
と言っていましたが、ほんとーにその通りでございます。

宿題をちゃんとしない私は、通学時間の40分間をいつもブラックノート作成に費やしていました😅

想像すると結構シュールな光景です。
女子高生が(たまに友達も一緒に)ひたすら下向いて、なんか恨みでもあるのかという勢いでノートを書きなぐるというw

しかも、筆跡が子供の殴りガキみたいなのだと何か言われる可能性があるので、ちゃんと英単語書いたように見えるように地味に工夫したり、
効率よく塗りつぶすためにシャーペンでなく濃い鉛筆を使ったりして…

って、
そんなスキル身につけてどうすんねん!
その時間で一個でも単語を覚えんかい!

と盛大に突っ込みたい😅
もうなんだったの、あの時間は…と今になれば思う。

何かにつけて根性論だった時代


これも真実


こうして振り返ってみると、当時は今みたいに情報がないから一番身近な情報源である先生の影響って大きかったなーと思います。

英単語覚えること一つにしても
「手を動かせ!」
「ボロボロになるまで辞書をひけ」
(置き勉禁止で、重たい辞書を何冊も持ち帰る苦痛の日々…)

効率とか効果という点は重視されず、何かにつけて根性論的な部分が大きかったなーと思います。私の世代でもそうなんで、親の世代なんてもっととんでもなかっただろうなと。

部活にしたって、私の2~3歳上までは炎天下の中走らされて
「水飲むな!気合いだ!」
でしたからね。倒れてやっと楽になる、みたいな。
こんなクレイジーなことが普通やったんだから恐ろしい。

確かにガッツは大事だし、それで精神力が鍛えられた部分もあるかもだけど、今振り返るとほんとナンセンスで危ないこともしていたなと思うんです。

だからこんなこというと年寄りっぽいけど、
今はネットでいろんな生きた情報が手に入って、かえって多すぎて取捨選択が大変かもしれへんけど、いい時代だな~と思います。

もし
「ブラックノート知ってる~」
という方がいたらご一報いただければうれしいです😊

この記事が参加している募集

#英語がすき

19,844件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?