見出し画像

今何かに迷っているとしたら #17


今何か迷っていることがありますか?
決められないことがありますか?

直感は大切といいますが、
それがパッと湧かない時、
そもそも分からない時、
即行動に移せない時もあるかと思います。
どうしても思考が働きすぎると
直感のスピードに間に合わず、
それらをつかまえられずに思考で
かき消されてしまうことがあります。

今回は直感や自分の勘を取りこぼしたその後の、
本当にどうしたらいいか
わからなくなってしまった時

決め方のヒントを書かせていただきます。

もし今迷っていることがあるとしたら、
糸口として試してみてもらえると嬉しいです。


1.紙に書き出す

頭で考えているだけだとどうしても
漠然とモヤモヤとして思考が散らかります。
まるで考えや思いが浮遊している状態。
そんな時にその考えや思いを
一個一個つかまえて、認識できるところまで
落とし込むという作業をしていきます。
その作業が紙に書き出すということになります。
*スマホやPCなどのメモ機能が
やりやすければそれでもOKです。

まず、迷っている対象を書き出します。
(例:○○or△△)
その後、それぞれの

☑︎どうして迷っているのか?
☑︎何が足かせになっているのか?
☑︎やる上で気になっている不都合は?
☑︎それをやるとやらないとではどう感じるか?


これらを紙に書き出して、
どうしてやるのか、あるいはやらないのかを
目で見える形に落とし込んでみてください。
書いているうちに、
「あぁ自分はこれも気にしていたんだな」
新たな気づきもあったりします。


2.客観視する

これらを書き出したら一度全て
ザッと目を通して読みます。
そして、不都合は解消できることか?
工夫できることか?を紐解き、
さらにこちらも書き出していきます。
これはかしこまって打開策や解決策を
真剣に考えるというよりも
気を楽にして、肩の力を抜いて、
サラサラっとアイデアを書き出す感じに。

客観視というと少しむずかしい感じがしますが、
要は他人事(ひとごと)くらいの感覚で
見ていく。自分自身を大事な友達として見る。
そうすると結構冷静に物事を判断出来る上に、
自分が頭の中だけでグルグル考えていた時には
漠然とした不安や心配でしかなかったとしても、
「あれ?これは案外どうにかできそうだ」
と思う事もあったりします。

3.気持ちが軽くなる方はどっち?

全て見える形にして、懸念点なども
洗い出した上で自分の気持ちを出し切ったら
一度まっさらな気持ちになって、改めて、

「気持ちが軽くなる方はどっち?」

と自分に聞きます。
これを聞いた瞬間に軽くなった方が
GOのサインと考えるとよいです。
本当に最初の1秒です。
もっと早いかもしれません。
最初の感覚を捕まえてください。

一見最適解に見えるものでも、
最初の一瞬で少しでもモヤッとしたり
胸の中心辺りがわずかにズン、と
重くなったりしたらそれは
避けるのが良いかと思います。
頭で考えた、世間体や常識的に考えた事や
表面的に良いと言われている事、
問題がなさそうな事に見えても
本当に自分にとって良いこととは
限らないからです。

自分の感覚、潜在意識からくる感覚というのは
本当にとっても優秀なセンサーです。
自分の認識できる意識(顕在意識)の情報
というのは実は本当にわずかなものです。
自分ではわからなくても、
今まで生きてきた、様々な経験や情報を
持っているのが潜在意識です。
そこから自分にとって本当に良いとされることが
感覚としてあぶり出されてきます。なので、
自分の感覚というのが一番信頼に値します


○自分の感覚に正直に

迷いに迷って酔ってしまっているような時は
一度本来の自分自身に立ち返る。

迷ってよくわからなくなってグルグルした状態で
焦って判断するのはあまりよくありません。
というか完全によくないです。
一にも二にもまずは必ず「焦り」を手放す。
まとめると、

1.【紙に書き出す】
 自分の中で溜まっているものを
   吐き出す、出し切る

2.【客観視する】
 見える形にしたらそこを具体的に解決回路を
 落書き感覚で書いてヒントを出していき、
 自分を焦りから解放させる

3.【気持ちが軽くなる方はどっち?】
  本来の自分の心の声、感覚を聞く

という手順となります。

シンプルではありますが、
迷いに迷ってわからない吐きそう、
みたいな状態になる時は一度試して
いただけると嬉しいです。
そして少しでもより良い方向に
向かえることを願っています。


今日もあなたが純粋な心で
清々しく一日をすごせますよう。

お読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?