不満がすぐ顔に出るタイプだ。

仕事のとき、よく言われる。

知り合いの赤ちゃんをあやそうとするも、全然泣き止まない。

結局ママに抱っこされたら泣き止んだ。

あのときも顔に出ていたと思う。

仲の良い人に「コントローラー持ってきたらマリカーできるよ!」と声をかけ、我が家で勝負。

どうやらソフトを持っていたらしい。

ボロクソに負けた。

そのときも顔に出ていたと思う。

そんな僕だが、部下が顔に出すタイプだとまぁ怒る。

怒るというか「お前その態度やめろよ」と思うのだ。

この前、それとなく聞いてみた。

「顔に出さないと相手に伝わらないじゃないですか〜」とのこと。

…誰も得しないぞ、それ。

「私は今、不機嫌です!」となったところで、

「そんなの知らないよ!」である。

もう何も言うまいと思った。

「その理論だと、ディズニーランドでキャストさんにイヤな顔されても文句言う権利なくなるよ?だってあなたのことをイヤだと思って、それを伝えるために顔に出したんだから。自分がやってるの、そういうことだよ?分かってる?」

と思ったが、何も言わなかった。

もうきっとそういう人なのだ。

僕は不満を顔に出すのを控えよう。

そう思ってから数日後、

また顔に出る案件が。

それに気づいた僕、流石に改善した。

どうしたか?

そう、ずっとヘラヘラしていた。

そうするしかなかったのである。

めちゃくちゃ不気味だけど、不満な顔じゃないだけマシか。

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深夜ラジオ好きのハガキ職人です。

過去に電子書籍を出しています。

イベントで紙の本を1日90冊完売した男のエッセイ、ぜひ。

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