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アメリカの格差社会

私たちは小学校の頃、アメリカを『人種のるつぼ』だと習った。

しかし人種によって、社会は平等ではなく、人種による格差や職業の住み分けがかなりきっちりしているとまでは習わなかった。

これはコロナの重症患者数の割合や"BLACK LIVES MATTER"でも明るみになっている。

【コロナについて】

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COVID-19の年齢別および人種別の死亡率 100,000人あたり


黒人やラテン・ヒスパニック系の死亡率は白人の6倍以上。

この原因として

・感染リスクの高い職業
・高血圧や肥満、糖尿病などの基礎疾患
・医療へのアクセスが少ない

ことが挙げられている。

【住む地域について】

住む地域も人種によって傾向がある。

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カリフォルニア州は5歳から18歳まで公立校では無料で教育が受けられるが、学区によって教育レベルや人種の割合が異なる
【APIスコア】といって、学区・学校を評価する基準がある。
いい学区の周りは家賃が高いため、結局その学校に行くためには親がそれなりの水準でなければいけない。

早いうちから教育の格差も生まれるのだ。


【職業について】

・家に来る掃除の人はHispanic/Latino
・クロークや講習トイレの掃除はBlack
・バレーパーキングはBlack
・ネイルサロンはVitnamese
・ナニーはHispanic/Latinoが多いし、うちの周りにはオペアで来ているRussianも見る。
・Uberのdriverは本当に色々な人種の人がいるが、中東から来ている人もよく見た。

もちろん例外はあるが、基本Whiteの人はそういうところで働いていない。

いわば格差を利用して、機能しているアメリカはそんなところがある。

他の仕事につきたいかもしれないが、移民の人は自分の国に戻るよりはマシと言っていた。

今思えば、東京にもそういう節は少しあった。

私は新宿に数年住んでいたが、コンビニやファミリーレストランの店員(特に深夜帯)は外国人ばかり。

よく行っていた『大戸屋』は日本のお母さんの味を提供しているものの、キッチンもホールも外国人ばかりだった。

しかし、東京はそうなってきているとはいえ、日本はやはり圧倒的に日本人が多い国だ。
人種による格差はアメリカに比べ、極めて少ない。

話を元に戻すと

ベビーシッターやお手伝いさんも日本人であるため、なり手が少ないし、費用が高い。

そして日本は

・移民の受け入れが少ない
・日本は外国人にとって住みにくい国

という問題があると思う。

次回はアメリカでは一般的なオペア制度を使ったナニーの受け入れについても触れる。




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