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【新卒教師向け】初めての学級担任・学級経営②~「あえて子ども集団と距離をとろう」~

1⃣ 新卒教師が陥りがちな「友達先生」

 新卒教師は一般的には若くて、フレッシュで、子どもたちと近い存在である。

これは、教育実習などではポジティブに働くことが多い。

子どもたちも、自分のことをお兄さん、お姉さんのように慕ってくれる。
自分自身も人気者になったかのように感じ、「教師って楽しいな」「この感じで教師をすれば大丈夫」「自分は教師としての素質がある」といった気持ちにもなる。

その気持ちはわからなくもない。

ただ、それは「学級経営をする人」といういう視点で慕われているという訳ではないという事実も理解しないといけない。

教育実習のような気持ちで、長期間の学級経営や、長期的な視点での授業を乗り切るのはとても難しい。

なぜか。

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