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自分で治す

私のは、笑顔を失って、裏返った、裏側の顔での人格で生きることになってしまったために生じたトラブルによる心の新たな傷による心の不調です。
 それを治すには、精神科世界の薬物療法だけでなく、心理学によるカウンセリング治療、哲学に頼る生き方、宗教に頼る解決法、イルカ療法、音楽療法、乗馬療法、アロマ療法、オルゴール療法など、歴史的に行われてきた治療法は様々あり…    
 私が選ぶのは、行動療法です。親の躾が、そう仕向けました。そして若い頃は、仕事に従事する事が、私の治療法でした。医師にも言われました。仕事さえしっかり行っていれば良くなると。それは、東京の医師です。神奈川では、入院させられたために、逆に仕事を失いました。本末転倒です。仕事をして、一生悲しみを見ないふりをしたまま過ごす。そういう生き方もあります。私はそれをしようとして、合わない仕事で倒れました。
 合う仕事。自分の持って生まれた使命による仕事。それでないと駄目なのでしょう。

 行いによって、治す。具体的には、私の場合、芸術作品を創作する作業に没頭する事によって、ストレスを消し去る。心の平穏を取り戻す。
 精神障害を自力で治すために、私は、芸術作品創作活動の道を歩み始めたところです。

 アトピー性皮膚炎の治癒に、「大人のアトピーは自分で治す」という本を読みました。
 それに従い、実際に、南の島、(私の場合は沖縄)に住みました。本当に、酷かったアトピーが、薬を使わずに良くなりました。

 そんなふうに、精神障害も、自力で治して参ります。

 それには、失った笑顔を取り戻すこと。
 笑顔を取り戻すには、笑う練習も大事かもしれませんが、私は今、笑える出来事を呼び込むための行動をしております。

 うちの母が言うのは、「作り笑顔だね」
 作り笑顔から、失った笑顔を再生させる
道が開けるのかもしれません。
 でも、作り笑顔では、自分の悲しみを失います。対症療法です。
 本当の悲しみを大事に、それを心底から癒やして、昇華させてこそ、本当の笑顔を取り戻せるのかな。
 それが、根治的治療法。
 仕事が悲しみを一時的に忘れさせてくれました。
 しかし、解決はしていなかった。
 ほんとうに嬉しくて、心の底から浮かぶ、生まれる笑顔を、私は取り戻したいです。そのために、ずっと歩いてこなかった、創作活動に励みたいと思います。
 持って生まれた資質。その道を歩いていれば、天が、笑顔生まれる出来事を用意してくれる。
そんな信念をひたひたと感じます。
 
 それが、ありのままに生きる、ということなんですね。

 河合隼雄という人は著書で言いました。
「あるべきやわに」

在るべきように。
べき、で生きてきた私ですが……

家業を継ぐ人は、ありのままに生きるよりも、べきで生きることを求められるものですね。

私の場合は…
今、迷いの渦中におります。

わかっていることは、私は創作活動で、PTSDを治す、それだけです。
 私は絵を描いていて幸せじゃないのかも、と考え、描いた絵を破いて、絵の道具を捨ててしまったりもしました。
迷いのただ中におり、自分で自分を傷つけることもしばしばです。

この年になって始めて一年の絵。
小学生以来再開する書道。

何者にもなれずに終わるかもしれませんが、残された時間、自分本来の、生まれた時に持っていた才能を、少しでも生かす道を、わずかでも、歩みたい。自分の得意を伸ばす道を歩みながら人生をしまいにしたい。長い間、むげにしてきた自分の特質。自分で自分の特質を無視してきました。残された短い時間、自分を大切に過ごしたいと思います。

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