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S&P500かオルカンか という選択肢だとどちらもドル建てなのでドル/円の為替リスクのヘッジとはならず分散投資効果は限定的です。欧州への投資なら為替リスクのヘッジとなります。欧州経済の現状について。

経済学と金融理論、会計、マーケティング理論の知識をベースに記事を書いてます

またニューヨークを拠点とした全米で上位1%に評価されているヘッジファンドの分析手法を参考にしてデータ分析し予想してます

米国の経済学者やヘッジファンドの分析レポートも日々読んで参考にしてます。

私の記事はデータ分析と予想が中心で用語解説も交えながら進めてるので初めて株を取引する人でも直ぐに理解出来て予想は参考になると思います。

データの内容は個人投資家がほとんど見たことが無いか見ないデータが大量に出て来るので経済や株式市場、債券市場、ドル/円など誰でも詳しくなると思います。

S&P500か?

オルカンか?

という選択肢だとどちらもドル建てなのでドル/円の為替リスクのヘッジとはならず分散投資効果は限定的です。

またオルカンも大半はアメリカ銘柄なので分散投資の効果は乏しく、むしろ新興市場の上昇を期待した投資先となるのがオルカン投資への本質であり、分散投資の意味合いは薄いのが実態です。

新興市場の上昇に期待した投資先となるのがオルカンなので、オルカンに投資する方にもリスクヘッジとして欧州市場への投資は効果的だと思います。

欧州への投資なら為替リスクのヘッジとなります。

仮にドル/円で円高が進んでも、その時にはユーロ/ドルではドル安、ユーロ高が進む可能性が高く、ユーロ/円ではドル/円ほど円高が進まず、ドル/円での円高リスクの軽減が期待されます。

もちろんユーロ/ドルでドル高、ユーロ安となり、ユーロ/円でも円高が進むリスクはあります。

一方でアメリカ経済の減速や悪化リスクのヘッジとしても欧州への投資ならリスク分散となり分散投資の効果が期待出来ます。

また今年の欧州経済は利下げラッシュとなり力強い経済成長が期待出来ることから純粋な投資先としても魅力的だと考えます。

欧州経済の現状についてマクロ経済のデータから分析して行きます。


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