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好きを仕事にする〜バーテンダーししょーの人生の愉しみ方。

昔、私はピアノが弾きたくて店を開いた。

決して上手ではない、むしろ下手だと思う。だからこそ下手でも続ける方法を探した。

その結果が店を持つということだ。

では、なぜBARだったのか。短大生だった当時、先輩が連れて行ってくれた富山県魚津市にあったシステムキッチンというBARのバーテンダーが格好よく見えたのだ。ただそれだけだ。それと"ピアノを弾きたい"という夢を合わせたらこうなった。※現在システムキッチンは閉店してないようだ。


さらに昔をたどると、なんとなく喫茶店のマスターがのんびりした仕事をしているようで、喫茶店でもやりたいなぁと思っていた。
※今こうして飲食業についてみると、喫茶店のマスターなんてもっと大変かもしれない😅

BARを開店した後、当時付き合っていた女性に地元のコーヒー焙煎所兼喫茶店を教えてもらって、そこに入り浸っているうちに、いつの間にかその憧れを思い出すかのように店でもコーヒーを出すようになった。わりと店を開いてすぐ後のことだ。それ以来コーヒーはほぼ21年間淹れ続けている、家でも仕事でも。これにより喫茶店のマスターというポジションに似たものも仕事の中に見出すことができた。しかも毎日淹れ続けた結果、下手な喫茶店やカフェよりコーヒーの腕は上手になった。

さらに昔にさかのぼると、中学校の時観た映画
『耳をすませば』の中に出てくる地球屋の店主


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